| 複素関数f:D→C (但し,D⊂C)で 連続の定義「fがz=z_0∈Dで連続⇔0<∀ε∈R,0<∃δ∈R;|z-z_0|<δ⇒|f(z)-f(z_0)|<ε」…【1】 もう一つの連続の定義「∀V∈nbhd(f(z_0),C),∃U∈nbhd(z_0,D);f(U)⊂V」…【2】 (但し,nbhd(f(z),C)はf(z)のCに於ける近傍)にちゃんと適合しているか確かめてます。
【1】は→C (但し,D⊂C)で 連続の定義「fがz=z_0∈Dで連続⇔0<∀ε∈R,0<∃δ∈R;f({z∈D;|z-z_0|<δ})⊂{f(z)∈C;{f(z)-f(z_0)|<ε}」…【3】 と書き改める事ができますよね。
これから更に 「fがz=z_0∈Dで連続⇔∀V∈{f(z)∈C;{|f(z)-f(z_0)|<ε};0<ε∈R},∃U∈{z∈D;{|z-z_0|<δ};0<δ∈R};f(U)⊂V」…【4】 と書き改めれると思います。
ここで {f(z)∈C;{|f(z)-f(z_0)|<ε};0<ε∈R}=nbhd(f(z_0),C)、{z∈D;{|z-z_0|<δ};0<δ∈R}=nbhd(z_0,D) となる事が言えればお仕舞いなのですが
{f(z)∈C;{|f(z)-f(z_0)|<ε};0<ε∈R}={Ball(f(z_0),ε,C);0<ε∈R}、 {z∈D;{|z-z_0|<δ};0<δ∈R}={Ball(z_0,δ,D);0<δ∈R}迄は言える事は分かりますが
{Ball(f(z_0),ε,C);0<ε∈R}=nbhd(f(z_0),C)、 {Ball(z_0,δ,D);0<δ∈R}=nbhd(z_0,D) となる事はどうすれば言えますでしょうか?
{Ball(f(z_0),ε,C);0<ε∈R}⊂nbhd(f(z_0),C)、 {Ball(z_0,δ,D);0<δ∈R}⊂nbhd(z_0,D)は明らかですが
{Ball(f(z_0),ε,C);0<ε∈R}⊃nbhd(f(z_0),C)、 {Ball(z_0,δ,D);0<δ∈R}⊃nbhd(z_0,D)は明らかではないのですよね。 (nbhd(f(z_0),C)やnbhd(z_0,D)の元が必ずしも円形になっているとは限らないからので)
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