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■40134 / inTopicNo.1)  2次関数
  
□投稿者/ Fun 一般人(1回)-(2009/12/04(Fri) 02:32:29)
    2009/12/04(Fri) 04:03:11 編集(投稿者)
    2009/12/04(Fri) 04:02:42 編集(投稿者)

    次のような数学TAの問題です。どうかご教授下さい。


    aを実定数とするとき以下に答えよ。
    C1:y=-x^2-2x+7
    C2:y=x^2-2ax+a^2+2a+8=(x-a)^2+2a+8


    aがすべての実数値をとって変わるとき、C2頂点(a,2a+8)は直線y=2x+8上を動くことが分かる。また、2つの放物線C1,C2はaが(-3-2√2以上 -3+2√2以下)の範囲のとき共有点を持つが、この範囲内においてC2がy=2x+7に接しながら動くとき、C1とC2の共有点のx座標は?

    a=( )のとき最大値は( )、a=( )のとき最小値は( )をとる。


    上の()内についてお願いします。

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■40140 / inTopicNo.2)  Re[1]: 2次関数
□投稿者/ すっとこどっこい 付き人(78回)-(2009/12/04(Fri) 19:06:07)
    放物線C2が直線y=2x+7に接しながら動くとき、
    放物線C2は直線y=2x+7の線上または上側に位置するので、
    2つの放物線C1, C2の共有点も直線y=2x+7の線上または上側に位置し、
    放物線C1の、直線y=2x+7の線上または上側の部分が、
    2つの放物線C1, C2の共有点が存在する範囲となる。
        ↑ まず放物線C1と直線y=2x+7のグラフをかき、
          放物線C2のグラフをいくつかかいてみることで確認できます。

    放物線C1と直線y=2x+7の共有点は(_, _), (_, _)なので、
    2つの曲線C1, C2の共有点のx座標の値の範囲は_≦x≦_となり、
    共有点が点(_, _)のときに最大値x=_で、
     このとき、共有点のx, y座標を放物線C2の方程式に代入することにより、a=_となる。
    共有点が点(_, _)のときに最小値x=_で、
     このとき、共有点のx, y座標を放物線C2の方程式に代入することにより、a=_となる。


    考え方は以上の通りですが、
    放物線C1と直線y=2x+7の共有点が求める2つの共有点ということです。
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■40149 / inTopicNo.3)  Re[2]: 2次関数
□投稿者/ Fun 一般人(2回)-(2009/12/05(Sat) 01:27:36)
    分かりました。

    > 放物線C1と直線y=2x+7の共有点は(0,7), (-4, -1)なので、
    > 2つの曲線C1, C2の共有点のx座標の値の範囲は-4≦x≦0となり、
    > 共有点が点(0, 7)のときに最大値x=0で、
    >  このとき、共有点のx, y座標を放物線C2の方程式に代入することにより、a=-1となる。
    > 共有点が点(-4, -1)のときに最小値x=-4で、
    >  このとき、共有点のx, y座標を放物線C2の方程式に代入することにより、a=-5となる。

     C2の頂点が交点(-4,-1)で交わるときに最小値をとるということですね。イメージできました。
    ありがとうございました。

    実ははじめに、y=2x+7と接しながらというで、これを接線として考えました。C2よりy’=2x-2aが傾き2に等しいとおき、x=a+1という関係からC1、C2に共有点の持つ範囲より、-2-√2以上-2+√2以下という感じです。
    どこがおかしいのでしょうか、すみません。
     今後の為に勘違いしているところの指摘をお願いいたします。
     
引用返信/返信 [メール受信/OFF] 削除キー/
■40151 / inTopicNo.4)  Re[3]: 2次関数
□投稿者/ Fun 一般人(3回)-(2009/12/05(Sat) 08:57:14)
    No40149に返信(Funさんの記事)
    > 分かりました。
    >
    >>放物線C1と直線y=2x+7の共有点は(0,7), (-4, -1)なので、
    >>2つの曲線C1, C2の共有点のx座標の値の範囲は-4≦x≦0となり、
    >>共有点が点(0, 7)のときに最大値x=0で、
    >> このとき、共有点のx, y座標を放物線C2の方程式に代入することにより、a=-1となる。
    >>共有点が点(-4, -1)のときに最小値x=-4で、
    >> このとき、共有点のx, y座標を放物線C2の方程式に代入することにより、a=-5となる。
    >
    >  C2の接点である右端が交点(-4,-1)で交わるときに最小値をとるということですね。イメージできました。
    > ありがとうございました。
    >
    > 実ははじめに、y=2x+7と接しながらというで、これを接線として考えました。C2よりy’=2x-2aが傾き2に等しいとおき、x=a+1という関係からC1、C2に共有点の持つ範囲より、-2-√2以上-2+√2以下という感じです。
    > どこがおかしいのでしょうか、すみません。
    >  今後の為に勘違いしているところの指摘をお願いいたします。
    >  
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■40152 / inTopicNo.5)  Re[3]: 2次関数
□投稿者/ すっとこどっこい 付き人(79回)-(2009/12/05(Sat) 13:47:18)
    2009/12/05(Sat) 23:20:58 編集(投稿者)

    > C2の頂点が交点(-4,-1)で交わるときに最小値をとるということですね。

    少し違っています。
    「放物線C2の頂点」ではなくて、「放物線C2と直線y=2x+7の接点」です。
    放物線C2と直線y=2x+7が接するとき、その接点は放物線C2の頂点ではありません。

    > 実ははじめに、y=2x+7と接しながらというで、これを接線として考えました。
    > C2よりy’=2x-2aが傾き2に等しいとおき、x=a+1という関係から
    > C1、C2に共有点の持つ範囲より、-2-√2以上-2+√2以下という感じです。
    > どこがおかしいのでしょうか、すみません。
    > 今後の為に勘違いしているところの指摘をお願いいたします。

    −3−2√2≦a≦−3+2√2は、2つの放物線C1, C2が共有点を持つための条件で、
    x=a+1は、放物線C2と直線y=2x+7の接点のx座標です。

    ですから、
    −3−2√2≦a≦−3+2√2とx=a+1から得られる−2−2√2≦x≦−2+2√2は、
    『「放物線C1と共有点をもつ放物線C2」が「直線y=2x+7」と接するとき』の、
    『放物線C2と直線y=2x+7の「接点のx座標の範囲」』を表しています。

    この「接点のx座標の範囲」は、
    2つの放物線C1とC2の「共有点のx座標の範囲」ではなく、
    2つの放物線C1とC2の「共有点のx座標の範囲」を検証するための材料です。
引用返信/返信 [メール受信/OFF] 削除キー/
■40153 / inTopicNo.6)  Re[3]: 2次関数
□投稿者/ すっとこどっこい 付き人(80回)-(2009/12/05(Sat) 14:15:06)
    2009/12/08(Tue) 11:42:17 編集(投稿者)

    ※ ところどころ記述にミスがありましたので、修正しています。

    放物線C1と直線y=2x+7のグラフをかき、
    放物線C2のグラフを、直線y=2x+7との接点のx座標が−2−2√2≦x≦−2+2√2である範囲で
    左から右へと少しずつスライドさせて検証してみましょう。

    放物線C2と直線y=2x+7の接点のx座標をx, 2つの放物線C1, C2の共有点のx座標をα, β(α≦β)すると、

    x=−2−2√2の場合、a=−3−2√2で、
      共有点は1個(放物線C2と直線y=2x+7の接点の右側)存在し、そのx座標は−4<α<0
    −2−2√2<x<−4の場合、−3−2√2<a<−5で、
      共有点は2個(ともに放物線C2と直線y=2x+7の接点の右側)存在し、そのx座標は−4<α<β<0
    x=−4の場合、a=−5で、
      共有点は2個(放物線C2と直線y=2x+7の接点とその右側)存在し、そのx座標はα=−4と−4<β<0
    −4<x<0の場合、−5<a<−1で、
      共有点は2個(放物線C2と直線y=2x+7の接点の左側と右側)存在し、そのx座標は−4<α<β<0
    x=0の場合、a=−1で、
      共有点は2個(放物線C2と直線y=2x+7の接点とその左側)存在し、そのx座標は−4<α<0とβ=0
    0<x<−2+2√2の場合、−1<a<−3+2√2で、
      共有点は2個(ともに放物線C2と直線y=2x+7の接点の左側)存在し、そのx座標は−4<α<β<0
    x=−2+2√2の場合、a=−3+2√2で、
      共有点は1個(放物線C2と直線y=2x+7の接点の左側)存在し、そのx座標は−4<α<0

    添付のグラフを参考にして下さい。
    直線y=2x+7上の青色の●−−−−●の部分(直線)が、
    『「放物線C1と共有点をもつ放物線C2」が「直線y=2x+7」と接するとき』の、
    『放物線C2と直線y=2x+7の「接点が存在する範囲(軌跡)」』です。
    放物線C1上の赤色の●−−−−●の部分(曲線)が、
    『「放物線C1と共有点をもつ放物線C2」が「直線y=2x+7」と接するとき』の、
    『放物線C1と放物線C2の「共有点が存在する範囲(軌跡)」』です。

    この2つのx座標の範囲(青:−2−2√2≦x≦−2+2√2, 赤:−4≦x≦0)から、
    「接点のx座標の範囲」と「共有点のx座標の範囲」は一致しません。
560×530 => 250×236

40134.gif
/10KB
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■40176 / inTopicNo.7)  Re[4]: 2次関数
□投稿者/ Fun 一般人(4回)-(2009/12/06(Sun) 03:45:29)
    とても親切にグラフまでつけて頂きありがとうございました。とても便利ですね。
    また、二つの範囲の違いもはっきりしとてもすっきりいたしました。
    ここで大きな勘違いをしていたのですね。
    ありがとうございました。
    今回はとても勉強になりました。ありがとうございました。

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