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■3774 / inTopicNo.1)  反復試行の確率
  
□投稿者/ 武彦 一般人(27回)-(2005/09/09(Fri) 00:53:25)
    2005/09/09(Fri) 01:05:25 編集(投稿者)

    ひとつのつぼの中に、赤、青、黄色、白の4色の球が1個ずつ入っている。
    つぼの中の球をよくかきまぜて、玉を一個取り出し、その色を確かめてつぼの中に返すこの操作を4回行うことを1つの試行とするとき
    (1)1つの試行ににおいて、赤い玉を2回青い球を2回取り出す確率は?

    (2)1つの試行において、4色の球を一回ずつ取り出す確率は?

    (3)1つの試行において、取り出した球の色の種類の数をX、同色の球の数の最大数をYとするときXとYの期待値は?

    (1)3/128 (2)3/32 (3)Xの値 175/64 Yの値17/8
    よろしくお願いします。
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■3784 / inTopicNo.2)  Re[1]: 反復試行の確率
□投稿者/ X ファミリー(190回)-(2005/09/09(Fri) 13:40:35)
    2005/09/09(Fri) 16:21:20 編集(投稿者)

    (1)
    求める確率は
    (4C2)(1/4)^4=…

    (2)
    互いに異なる色の4つの玉でできる順列は
    4P4[通り]
    ∴求める確率は
    (4P4)(1/4)^4=…
    (3)
    例えばX=kである確率をP[X=k]と表すとします。
    (i)P[X=1]について
    全部ある同じ色になる確率は
    (1/4)^4
    玉の色は4[通り]ですので
    P[X=1]=4(1/4)^4=…
    (ii)P[X=2]について
    まず4種類の色から2種類の色を選ぶ方法は
    4C2[通り]
    この2種類の色の玉のみを使って問題の試行を考えればよいので
    P[X=2]=(4C2){(4C1)(1/4)^4+(4C2)(1/4)^4+(4C3)(1/4)^4}=…
    (iii)P[X=3]について
    まず4種類の色から3種類の色を選ぶ方法は
    4C2[通り]
    この3種類の色の玉のみを使って問題の試行を考える訳ですが、この場合いずれか1色の玉が2回出ることになります。
    そこで、まずある1色の玉のみが2回出る確率は
    {(4P4)/(2P2)}(1/4)^4
    これを玉の色の種類の数である
    3[通り]
    について考えればよいので結局
    P[X=3]=(4C3){3・{(4P4)/(2P2)}(1/4)^4}=…
    (iv)P[X=4]について
    これは(2)と同じで
    P[X=4]=(4P4)(1/4)^4=…

    又、条件より
    P[Y=1]=P[X=4]=…
    P[Y=4]=P[X=1]=…
    P[Y=3]=(4C2){(4C3)(1/4)^4}=…
    P[Y=2]=1-{P[X=1]+P[X=3]+P[X=4]}=…
    後はこれらを用いて、期待値の定義に従って計算します。
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■3786 / inTopicNo.3)  Re[1]: 反復試行の確率
□投稿者/ set 一般人(5回)-(2005/09/09(Fri) 16:01:05)
    2005/09/09(Fri) 16:08:36 編集(投稿者)
    2005/09/09(Fri) 16:06:10 編集(投稿者)

    No3774に返信(武彦さんの記事)
    横から失礼します。
    (3)の別解です。
    (それぞれの確率が等しいので、4回操作は色の玉を並べるような感覚でやってみました。)
    取り出した球の色の種類の数をXとして確立を求めてから…
     X=1のとき、
      4色のうち1色を選んで、4回操作をおこなう
       確率 (4C1)*(1/4)^4=4/256=1/64
     X=2のとき
      4色のうち2色を選んで、4回操作をおこなう
      (a)1色が2個で、残りの1色も2個の場合
        (4C2)*{4!/(2!*2!}*(1/4)^4=36/256=9/64
      (b)1色が1個で、残りの1色が3個の場合
        (4C2)*{4!/(1!*3!}*(1/4)^4=48/256=3/16
       計 (36/256)+(48/256)=84/256=21/64
     X=3のとき
      4色のうち3色を選んで、4回操作をおこなう
        (4C3)*[3*{4!/(1!*1!*2!)}]*(1/4)^4=144/256=3/16
     X=4のとき
      4色のうち4色を選んで、4回操作をおこなう
       確率 (4C4)*(4P4)*(1/4)^4=24/256=3/32
     1*(1/64)+2*(21/64)+3*(12/64)+4*(6/64)=175/64

    同色の球の数の最大数をYとするときの確率をXを利用して
     Y=1のとき、
      X=4と同じなので、24/256=3/32
     Y=2のとき、
      X=2の(a)と同じ場合、36/256=9/64
      X=3と同じ場合、144/256=3/16
       計 (36/256)+(144/256)=180/256=45/64
     Y=3のとき、
      X=2の(b)と同じなので、48/256=3/16
     Y=4のとき、X=1と同じなので、1/64
      X=1と同じなので、4/256=1/64
     1*(6/64)+2*(45/64)+3*(12/64)+4*(1/64)=136/64=17/8

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■3797 / inTopicNo.4)  Re[2]: 反復試行の確率
□投稿者/ 武彦 一般人(29回)-(2005/09/09(Fri) 22:24:20)
    No3786に返信(setさんの記事)

    >  X=3のとき
    >   4色のうち3色を選んで、4回操作をおこなう
    >     (4C3)*[3*{4!/(1!*1!*2!)}]*(1/4)^4=144/256=3/16
    >  X=4のとき
    >   4色のうち4色を選んで、4回操作をおこなう
    >    確率 (4C4)*(4P4)*(1/4)^4=24/256=3/32
    >  1*(1/64)+2*(21/64)+3*(12/64)+4*(6/64)=175/64
    >
    > 同色の球の数の最大数をYとするときの確率をXを利用して
    >  Y=1のとき、
    >   X=4と同じなので、24/256=3/32
    >  Y=2のとき、
    >   X=2の(a)と同じ場合、36/256=9/64
    >   X=3と同じ場合、144/256=3/16
    >    計 (36/256)+(144/256)=180/256=45/64
    >  Y=3のとき、
    >   X=2の(b)と同じなので、48/256=3/16
    >  Y=4のとき、X=1と同じなので、1/64
    >   X=1と同じなので、4/256=1/64
    >  1*(6/64)+2*(45/64)+3*(12/64)+4*(1/64)=136/64=17/8

    X=3のときに
    4色のうち3色を選んで、4回操作をおこない このとき1個の玉が2回でることになるというところまではわかったのですが計算過程を見てみると3という数字が出てきていたのですがそれは何故なんでしょうか?
    あとXはわかったのですがYの同色の数の最大数というのはどういうこと何でしょうか?教えてください。

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■3802 / inTopicNo.5)  Re[3]: 反復試行の確率
□投稿者/ set 一般人(6回)-(2005/09/10(Sat) 01:04:05)
    2005/09/10(Sat) 01:06:06 編集(投稿者)

    No3797に返信(武彦さんの記事)
    > ■No3786に返信(setさんの記事)

    ●「3という数字」…「1個の玉が2回でることになる」(^^これが読み取ってただけているなら)
     「3という数字」は、この「2回でる1個の玉」を選ぶのに3通り考えられことからです。

    ●「Yの同色の数の最大数」…以下のように解釈しました。
     4色の玉をA,B,C,Dで表してみると
    X=1 のときは、
      (A,A,A,A)…などですが、
      これは、Aという同種の球が4つあります。
       Yの候補として、Aの4つしかないので、最大値として Y=4

    X=2 のときは、
    a (A,A,B,B)…など
      これは、Aという同種の球が2つと、Bという同種の球が2つあります。
       Yの候補として、Aの2、Bの2。両方とも同じですので、最大値として Y=2
    b (A,A,A,B)…など
      これは、Aという同種の球が3つと、Bという同種の球が1つあります。
       Yの候補として、Aの3、Bの1。Aの方が大きいので、最大値として Y=3

    X=3 のときは、
      (A,A,B,C)…など
      これは、Aという同種の球が2つと、Bという同種の球が2つと、Cという同種の球が2つあります。
       Yの候補として、Aの2、Bの1、Cの1。Aが一番大きいのでので、最大値として Y=2

    X=4 のときは、
      (A,B,C,B)…など
      これは、どの種類も1つしかないので、最大値として Y=1

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