| ■No10603に返信(バドさんの記事) > 2006/04/03(Mon) 01:46:15 編集(投稿者) > > もうひとつ質問があります。 > ↑a=(3,1),↑b=(1,2)とし、↑c=↑a+t↑b(tは実数)とする。 > |↑c|の最小値と、そのときのtの値を求めよ。 > > 解答 > ↑c=↑a+t↑b > =(3,1)+t(1,2) > =(3+t,1+2t) > よって、|↑c|^2=(3+t)^2+(1+2t)^2 > =5t^2+10t+10 > =5(t+1)^2+5 > よって、|↑c|^2はt=-1のとき最小値5をとる。 > 「|↑c|≧0であるから、このとき、|↑c|も最小となる。」 > ゆえに t=-1のとき最小値√5をとる。 > > 「」の部分がなぜこうなるのか分かりません。 > √(|↑c|^2)=||↑c|| > =|↑c| (|↑c|≧0であるから) > > ということなのでしょうか? > よろしくおねがいします。
負でない実数A,B(A≠B)があって,A^2>B^2であるとします. このとき,A^2-B^2>0 ⇔(A+B)(A-B)>0 A+B>0なので,両辺をA+B>0で割って, ⇔A-B>0 ⇔A>B
よって,A≧0,B≧0,A≠Bのもとで,「A^2>B^2⇔A>B」・・・★ という同値関係が成り立ちます. よって,|↑c|の大小を考えるときは,|↑c|≧0なので(大きさだから),★より2乗で考えても同値で, |↑c|が最小⇔|↑c|^2が最小 となります.
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