センター試験 追試験 2003年度 数学I,数学A
 センター試験 数学 by 数学ナビゲーター最終更新日 2003年6月2日
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出題校:センター試験 
2003年度 追試験 数学I・数学A 解答

第1問第2問第3問第4問第5問

第1問 (必須問題) (配点 40)[top]

[1]
2次関数

y=a x 2 +2( a1 )x   ・・・・・・

のグラフを  C とする。 C は頂点の座標が

( a+   , ( a ) 2 )

の放物線である。

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(1)
2次関数 1x1 における最小値について考える。最小値が ( a ) 2 となる a の範囲は  a  である。また,

a>  ならば,最小値は  キク a+
a<  ならば,最小値は  a

である。この最小値を a の関数と考えたとき,それが最大値となるのは  a=  のときである。

(2)
グラフ  C  を y  軸方向に b だけ平行移動して得られる放物線の頂点が直線  y=x+2  上にあるとき,

b= a 2 a+   ・・・・・・

である。を満たす実数 a は, b  のときは存在するが, b<  のときは存在しない。

[2]
(1)
1 枚の硬貨を3回投げたとき,表が1回だけ出る確率は   である。
(2)
1枚の硬貨を3回なげたとき,表が少なくとも1回でる確率は   である。
(3)
1枚の硬貨を4回投げたとき,続けて2回以上でる確率は   である。
(4)
1枚の硬貨を5回投げたとき,表が続けて2回以上でることがない確率は  ヌネ ノハ  である。

第2問 (必答問題) (配点 40)[top]

[1]
  a b を実数とする。 x の整式

P=2 x 3 a x 2 ( 4 a 2 2 b 2 )x+3 a 3 +4a b 2 +6 b 3

2x+3a xa で割り切れるための条件を調べる。

(1)
  P

Q=( 2x+3a )( xa )=2 x 2 +ax3 a 2

でわると,余りは

b 2 ( x+ a+ b )

である。
b=0  の場合, P Q

で割り切れて

P=( 2x+3a ) ( xa ) 2

となる。

b0 の場合, P が割り切れるならば a+b=  であり, P 2x+3a で割り切れるならば a+ b=0  である。

(2)
次の文章の   〜   には,下の のうちから当てはまるものを1つずつ選べ。
  a+b=  は, Q xa  で割り切れるための   。
  b( a+ b )=0  は, P 2x+3a xa の両方で割り切れるための   。
  b( a+ b )=0  は, P 2x+3a で割り切れるための   。

 必要十分条件である。
 必要条件であるが十分条件でない。
 十分条件であるが必要条件でない。
 必要条件でも十分条件でもない。

[2]
△ABCが

AB=2 3   ,AC=3  ,cosC= 6 3

を満たすとする。このとき, sinB=  ,△ABCの外接円の半径は   となる。
BC= +  であり,△ABCの面積は,

2 + 3 2

である。

第3問 (選択問題) (配点 20)[top]

(1)
  ( 3x+2y ) 5  を展開したとき, x 2 y 3  の係数は アイウ  である。
{ ( 3x+2 )+z } 8  を展開したとき, z についての3次の項をまとめると,

8 C ( 3x+2y ) z 3

で表わされる。このとき, ( 3x+2y+z ) 8  の展開式での  x 2 y 3 z 3  の係数は オカキクケ  になり,また, z についての3次の項のうち,係数の最大のものは

コサシスセ × x y z 3

である。

解き方

(2)
正の整数 a を初項とし,1より大きい整数 r を公比とする等比数列  { a n }  が a 4 =54  をみたすとき,

a= r=

である。このとき

S n = k=1 n k a k

とすると,

r S n S n =( n ) n +

となる。これより, S 6 =ヌネノハ  である。

 

第4問 (選択問題) (配点 20)[top]

 

第5問 (選択問題) (配点 20)[top]

 

 
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