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No49512 の記事


■49512 / )  Re[62]: フェルマーの最終定理の簡単な証明4
□投稿者/ 日高 ファミリー(177回)-(2019/07/02(Tue) 11:19:13)
    No49511に返信(nakaitiさんの記事)

    主張A
    タイプ2の解は、タイプ1の解のa^{1/(p-1)}倍となります。
    「・タイプ1の解に有理数解はない。よってタイプ2の解に有理数解はない。」

    主張Aの証明

    タイプ1 x^p+y^p=(x+p^(1/(p-1)))^p
    タイプ2 x^p+y^p=(x+(ap)^(1/(p-1)))^p

    タイプ2の両辺を、(a^(1/(p-1)))^pで割ると、
    (x/(a^(1/(p-1)))^p+(y/(a^(1/(p-1)))^p=(x/(a^(1/(p-1))+p^(1/(p-1)))^p
    となるので、タイプ2の解はタイプ1の解のa^{1/(p-1)}倍となります。
    タイプ1の解に有理数解はないので、タイプ2の解にも、有理数解はない。
    ということになります。

    主張B
    x^p+y^p=z^pは、x,y,zを有理数とすると、式が成り立たない。
    よって、この式の両辺に、e^pを掛けた式(ex)^p+(ey)^p=(ez)^pも成り立たない。

    > ・この証明は主張Aが成り立つということを使っていますね?
    > ・主張Aが成り立てばフェルマーの最終定理は証明できていますが、この主張Bはなぜ必要なのでしょうか?

    主張Bは、
    x^p+y^p=z^pと、(ex)^p+(ey)^p=(ez)^pは同じとなるということを説明するためです。
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