| A=(x^p+y^p=z^p) B=(x,y,zは有理数でない) AならばBを証明するのだから Aが仮定で Bが結論なのです それなのにどうしてBという結論を仮定するのでしょうか Bだと仮定すればBが成り立つのは当然なのです
フェルマーの最終定理は簡単にはできませんが
(3X+1)^3+(3Y+1)^3=z^3 となる整数X,Y,zは存在しない 事の証明は簡単にできます
(3X+1)^3+(3Y+1)^3=z^3 となる整数X,Y,zが存在すると仮定すると
(3X+1)^3=27X^3+27X^2+9X+1=9(3X^3+3X^2+X)+1 だから (3X+1)^3+(3Y+1)^3 =9(3X^3+3X^2+X)+1+9(3Y^3+3Y^2+Y)+1 =9(3X^3+3X^2+X+3Y^3+3Y^2+Y)+2 だから 9(3X^3+3X^2+X+3Y^3+3Y^2+Y)+2=z^3 ↓M=3X^3+3X^2+X+3Y^3+3Y^2+Yとすると 9M+2=z^3 だから
z^3を9で割った余りは2でなければならない
zを3で割った余りは0,か,1,か,2、だから
zを3で割った余りが0の時 z=3Zとなる整数Zがあるから z^3=27Z^3だからz^3を9で割った余りは0≠2だから z≠3Z,zを3でった余りは0でない
zを3で割った余りが1の時 z=3Z+1となる整数Zがあるから z^3=9(3Z^3+3Z^2+Z)+1だからz^3を9で割った余りは1≠2だから z≠3Z+1,zを3でった余りは1でない
zを3で割った余りが2の時 z=3Z+2となる整数Zがあるから z^3=27Z^3+54Z^2+36Z+8=9(3Z^3+6Z^2+4Z)+8 だからz^3を9で割った余りは8≠2だから z≠3Z+2,zを3でった余りは2でない
zを3で割った余りは0,でも,1,でも,2、でもないとなって 矛盾するから
(3X+1)^3+(3Y+1)^3=z^3 となる整数X,Y,zは存在しない
後 (3X+1)^3+(3Y-1)^3=z^3 となる整数X,Y,z≠0は存在しない を 証明すれば
x^3+y^3=z^3 となる整数x≠0,y≠0,z≠0は存在しない が証明された事になりますが
x=3X+1 y=3Y-1 (3X+1)^3+(3Y-1)^3=z^3 となる整数x,y,z≠0は存在しない 事の証明は 複素数 1の3乗根 ω=e^{2πi/3}=(-1+i√3)/2 Z=(全整数の集合) Z(ω)={a+bω|{a,b}⊂Z} として Z(ω)の中でx^3+y^3を因数分解する事によって 証明するので 簡単ではありません
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