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■44690 / inTopicNo.1)  複素数の演算法則
  
□投稿者/ 掛け流し 一般人(1回)-(2012/06/21(Thu) 21:04:59)
    命題「複素数 α、βに対してαβ=0 ならば、α=0 またはβ=0 である。」
    の証明について、

    (実数において通用する演算法則と複素数の相等条件だけを用いて、複素数の演算法則へ拡張できる ことの要請として)

    α=a+bi , β=c+di (a,b,c,dは実数、iは虚数単位)とおいて、
    αβを計算し、その(実部)、(虚部)共に =0 より、
     ・・・・  「a=b=0 または c=d=0」を示して証明終わり。

    とするところですが、次のようにするのは、間違いでしょうか?ご教授下さい。

    「α≠0 とすると αβ=0 の両辺に 1/α を掛けて β=0
     β≠0 のときも同様にして α=0
     よって、α=0 または β=0 が示された。」 


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■44692 / inTopicNo.2)  Re[1]: 複素数の演算法則
□投稿者/ 未記入 一般人(1回)-(2012/06/23(Sat) 00:01:53)
    ならばが存在すること」や「積が結合法則を満たすこと(特にが成り立つこと)」や「両辺に同じ複素数を掛けても複素数の相等が保たれること」など、複素数に関する性質でどのようなものを使ったのか、そういった性質を既知とするのか(既知であることが前提の実数の性質に事前に帰着してあるか)といったことがクリアできているならそれで間違いないんじゃないですか?

    ならばまたは」を満たさないような例を考えて、それと比べてみたりすればもっとよくわかるとおもいますが、簡単に示したと思っていたのが、実際にはかなりいろいろな性質を使っていた、なんていう落とし穴に気を付けないといけないかもしれません。
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■44694 / inTopicNo.3)  Re[2]: 複素数の演算法則
□投稿者/ 掛け流し 一般人(2回)-(2012/06/23(Sat) 21:32:23)
    早速のご返答ありがとうございます。
    ご指摘の通りだと思います。
    この「定理」は複素数の演算に関する基本的なものですが、これを示すのに、何を
    前提にすることが許されるのか、の問題だと思います。
    この場合、まず「複素数の定義」と「複素数の相等・四則演算の定義を前提とするならば、
    @複素数の積の「結合法則」と A「交換法則」を示し、さらに
    B複素数αに対して、(1)α×0=0×α=0 (2)α×1=1×α=α
    (3)α≠0 のときα×(1/α)=1
    を示してから、私が示した部分を示すことで証明が完結する、ことになると思います。
     ご教授ありがとうございました。



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