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■43057 / inTopicNo.1)  センターの問題
  
□投稿者/ みー 一般人(23回)-(2010/11/20(Sat) 18:33:04)

    問題と解答は画像のとおりです。
    サイズが大きいので問題と解答で2つに
    わけますので、質問はレスのほうに書きます。

765×452 => 250×147

q.jpg
/44KB
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■43058 / inTopicNo.2)  Re[1]: センターの問題
□投稿者/ みー 一般人(24回)-(2010/11/20(Sat) 18:33:30)

    1:動径が一致することを利用するときに、整数nを用いるのは何故ですか?
    2:何故最小のときがn=0とわかるのですか?
    3:どのようにして中心角をだしたのですか?
    4:このあたりの説明の意味がわかりません。

    たくさんの質問申し訳ありません。
    よろしくお願い致します。

470×930 => 126×250

a.jpg
/68KB
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■43059 / inTopicNo.3)  Re[2]: センターの問題
□投稿者/ miyup 大御所(1201回)-(2010/11/20(Sat) 21:30:00)
    2010/11/20(Sat) 21:31:06 編集(投稿者)

    No43058に返信(みーさんの記事)
    > 1:動径が一致することを利用するときに、整数nを用いるのは何故ですか?
      簡単に言えば、nは動径の回転数です。
      1回転後の30°も10回転後の30°も動径の位置は同じです。
    > 2:何故最小のときがn=0とわかるのですか?
      Aの上の行にθ=3/(3a+1)・(1/2+2n)πとありますが
      θ≧0 でかつ最小となる整数nを考えれば n=0 とわかります。
    > 3:どのようにして中心角をだしたのですか?
      動径が π/2-π/(6a+2)〜π/2 で動いたとき
      動いた分の角の大きさは π/2-{π/2-π/(6a+2)}=π/(6a+2)
    > 4:このあたりの説明の意味がわかりません。
      sin(nx) の周期は 2π/n なので
      sin((3a+1)/3・x) の周期が 4π のとき 2π/{(3a+1)/3}=4π となります。
      
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■43063 / inTopicNo.4)  re
□投稿者/ みー 一般人(25回)-(2010/11/21(Sun) 10:23:37)

    動径が何回転しても
    同じなのであれば、
    何故最初から
    aθ=(π/2)-(θ/3)
    だけにしないのですか?

    3、4については
    理解できました(^_^)


    (携帯)
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■43066 / inTopicNo.5)  Re[2]: re
□投稿者/ adf 一般人(1回)-(2010/11/21(Sun) 12:22:45)
    > 動径が何回転しても
    > 同じなのであれば、
    > 何故最初から
    > aθ=(π/2)-(θ/3)
    > だけにしないのですか?

    2つの角度 aθ と (π/2 - θ/3) が一致して、3点 O, P, Q が一直線に並ぶことを問題にしているわけですが、角度 aθ の増加の仕方と (π/2 - θ/3) の増加の仕方は同じとは限りません。
    つまり、回転の速さが同じとは限らないということで、これは回転の周期が同じとは限らないことにもなり、さらには回転の向きが同じとも限りません。
    つまり、あるとき、aθ = (π/2 - θ/3) と一致したとして(回転の向きも同じとして)、これがともに1回転後に再びめでたく、aθ + 2π = (π/2 - θ/3) + 2π になるとは限らないわけです。

    これは次の例を考えればわかるでしょう。簡単のため、角度を簡単にθとφとして、少し問題を変えます。
    点 P の回転の速さを1秒間に360度として、点 Q の回転の速さを1秒間に180度とします。
    ある時刻で、点 P のなす角度である θ と点 Q のなす角度である φ が一致していたとします。(回転の向きも同じとします)
    この一致した角度を仮に30度とします。
    この一致した時刻を t = 0 とすると、1秒後の t = 1 では、
    θ = 30 + 360 = 390 (= 30 + 1*360 = 30)
    φ = 30 + 180 = 210
    となり、2秒後の t = 2 では、
    θ = 390 + 360 = 750 (= 30 + 2*360 = 30)
    φ = 210 + 180 = 390 (= 30 + 1*360 = 30)
    となります。
    これは、点 P は2回転したとき、点 Q は1回転したとき、同じ時刻 t = 2 で再び角度が一致するわけです。
    つまり、t = 2 のときに、
    θ + 1*2π = φ + 2*2π
    なので、この左辺の 1*2πを右辺に移項すると、
    θ = φ + 1*2π
    となります。
    これは式@で、n = 1 の場合に相当します。
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■43067 / inTopicNo.6)  re
□投稿者/ みー 一般人(26回)-(2010/11/21(Sun) 13:41:29)

    では、今回の問題では
    たまたま一周回らないうちに
    一直線になる機会が
    あったということでしょうか?



    (携帯)
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■43068 / inTopicNo.7)  Re[2]: re
□投稿者/ miyup 大御所(1202回)-(2010/11/21(Sun) 16:31:54)
    2010/11/21(Sun) 16:43:01 編集(投稿者)

    No43067に返信(みーさんの記事)
    > では、今回の問題では
    > たまたま一周回らないうちに
    > 一直線になる機会が
    > あったということでしょうか?

    あまり「動き」の方にとらわれない方がいいと思います。
    もし、θ=3/(3a+1)・(-1/2+2n)π であれば
    θ≧0 ←→ -1/2+2n ≧0 なので、n≧1/4 すなわち n≧1 です(最小のnは n=1)
    式から条件を満たすnを考えることが大切です。

    動径が一致するとき
    整数 m,nに対して、aθ+2mπ=(π/2)-(θ/3)+2nπ
    とするのが本当でしょうが
    変形して aθ=(π/2)-(θ/3)+2(n-m)π (n-mは整数)となるので
    片方のみで aθ=(π/2)-(θ/3)+2nπ とやっても大丈夫です。
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■43069 / inTopicNo.8)  re
□投稿者/ みー 一般人(27回)-(2010/11/21(Sun) 16:42:54)

    両方になかったから
    不自然に感じていたのですね。
    理解することができました!!

    今もう一つわからない部分が出てきたのですが
    よろしいでしょうか(>_<)
    扇形の面積を求める過程で、
    1/2×2^2×π/(6a+2)
    となっていますが、
    360で割らなくていいのでしょうか。


    (携帯)
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■43070 / inTopicNo.9)  Re[2]: re
□投稿者/ miyup 大御所(1203回)-(2010/11/21(Sun) 16:51:02)
    No43069に返信(みーさんの記事)
    > 扇形の面積を求める過程で、
    > 1/2×2^2×π/(6a+2)
    > となっていますが、
    > 360で割らなくていいのでしょうか。

    中心角が a°の扇形の面積は πr^2×a/360
    これをラジアンで表現すると、360°= 2π ラジアンより
    中心角をθラジアンとして
     πr^2×a/360
    =πr^2×θ/(2π)
    =1/2・r^2×θ
    となります。
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■43071 / inTopicNo.10)  RE
□投稿者/ みー 一般人(28回)-(2010/11/21(Sun) 17:08:02)

    あっ、これはラジアン表示ですね!

    360と混同していました(>_<)

    すべて解決して
    とてもすっきりしました。
    ありがとうございました。



    (携帯)
解決済み!
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■43072 / inTopicNo.11)  Re[2]: re
□投稿者/ adf 一般人(2回)-(2010/11/21(Sun) 17:10:35)
    > では、今回の問題では
    > たまたま一周回らないうちに
    > 一直線になる機会が
    > あったということでしょうか?

    元の問題では、aθ と (π/2 - θ/3) になりますが、θ = 0 のとき、
    aθ = 0
    (π/2 - θ/3) = π/2
    となります。
    つまり、最初は角度として 90度の開きがあるということで、座標でいうと、点 P = (1, 0) で、点 Q = (0, 2) です。
    この問題では、a > 0 という条件があるので、aθ はθが増加すると、θの増加と同じ向きに増加しますが、(π/2 - θ/3) の方は、θの前にマイナス符号がついているので逆に減少します。
    例えば、θ = 1 とすると、θ = 0 のときに π/2 だったのが (π/2 - 1/3) になるわけですから、これは角度の減少を意味します。
    つまり回転の向きが逆なので、1回転もしないで同じ角度になる場所が出てきたというわけです。
    これが先の説明で、最初に2つの角度が一致していた状態(t = 0)で、これは式@で n = 0 と同じで、そのとき θ = 3π/(6a + 2) というわけです。

    この回転の向きが逆の場合、1回転もしないで角度が一致するのは、次のような例からもわかると思います。
    最初の角度の開きがこの問題と同様 90度として、点 P の回転の速さを1秒間に 60度、点 Q の回転の速さを1秒間に -30度とすると、
    1秒後には点 P は 0 から 60 となり、点 Q は 90 から (90 - 30) = 60 となるので、丁度1秒後に一致することになります。
    先の説明では、この一致した時刻を t = 0 としています。
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■43073 / inTopicNo.12)  Re
□投稿者/ みー 一般人(29回)-(2010/11/21(Sun) 17:23:09)

    逆周りをしている
    可能性を考えなかったのが
    混乱の原因だったようです。

    大変丁寧なご説明ありがとうございました!



    (携帯)
解決済み!
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