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■40117 / inTopicNo.1)  ガウスの定理
  
□投稿者/ 電気屋 一般人(1回)-(2009/12/02(Wed) 18:47:58)
    次の式の計算過程を教えて下さい。


    ∬〔下端=S〕B↑d(s↑) = ∫∫∫〔下端=V〕div(B↑)dv

    ただし、

    S:閉曲面の面積
    B↑:磁束密度
    V:閉局面の体積

    です。
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■40126 / inTopicNo.2)  Re[1]: ガウスの定理
□投稿者/ army 一般人(14回)-(2009/12/03(Thu) 17:41:47)
    No40117に返信(電気屋さんの記事)
    > 次の式の計算過程を教えて下さい。
    >
    >
    > ∬〔下端=S〕B↑d(s↑) = ∫∫∫〔下端=V〕div(B↑)dv
    >
    > ただし、
    >
    > S:閉曲面の面積
    > B↑:磁束密度
    > V:閉局面の体積
    >
    > です。

    ガウスの法則で検索すればいくらでも出てくると思いますが。
    左辺=Aとおいて、
    dA=B・ds
    両辺をdVで割って、dA/dV=B・ds/dV
    dsとは、(dx,dy,dz)のことですよね?
    ここではdV=dxdydzとしてあります。
    Bもx,y,z成分を持つベクトルの意味として解釈すると、
    Bのx,y,zそれぞれについて、他2つの変数を固定して変化させたときのB・ds
    の変化、つまりdAの変化を考えると、
    dA={B(x+凅,y,z)-B(x,y,z)}・dV/dx+{B(x,y+,z)-B(x,y,z)}・dV/dy+{B(x,y,z+)-B(x,y,z)}・dV/dz
    右辺は明らかにdivBとdVの掛け算となっています。

    さきほどdA=B・dsとしてありましたから、上の式に代入して終わりです。


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■40127 / inTopicNo.3)  Re[2]: ガウスの定理
□投稿者/ 電気屋 一般人(2回)-(2009/12/03(Thu) 18:20:49)
    ご回答、有難う御座います。

    No40126に返信(armyさんの記事)


    > dsとは、(dx,dy,dz)のことですよね?

    はい、そうです。


    > 左辺=Aとおいて、

    Aは、ベクトルですか?
    スカラーですか?


    後、積分記号は、どのように解釈すればよろしいのでしょうか?
引用返信/返信 [メール受信/OFF] 削除キー/
■40135 / inTopicNo.4)  Re[3]: ガウスの定理
□投稿者/ army 一般人(15回)-(2009/12/04(Fri) 14:27:59)
    No40127に返信(電気屋さんの記事)
    > ご回答、有難う御座います。
    >
    > ■No40126に返信(armyさんの記事)
    >
    >
    >>dsとは、(dx,dy,dz)のことですよね?
    >
    > はい、そうです。
    >
    >
    >>左辺=Aとおいて、
    >
    > Aは、ベクトルですか?
    > スカラーですか?
    >
    >

    ご自分でB・dsと書かれているとおり、これは内積ですのでスカラーです。
    ベクトルでは式に意味不明なものになってしまいます。
    > 後、積分記号は、どのように解釈すればよろしいのでしょうか?


    ガウスの法則を勉強されているのですよね。閉曲面上の微小面積における
    B・dsを、全体の面積で積分することが面積分で、これに真空の誘電率を
    掛ければ電荷になりますよね。

    積分記号は考えている閉曲面全体で面積分せよという意味です。左辺は体積分せよという意味です。



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■40137 / inTopicNo.5)  Re[2]: ガウスの定理
□投稿者/ サボテン 一般人(19回)-(2009/12/04(Fri) 15:56:30)
    横から失礼致します。
    armyさんのご説明がよく分からないのですが・・・。
    私の理解力不足でしょうか?

    >dsとは、(dx,dy,dz)のことですよね?

    dsは閉曲面の微小面積dSを大きさに持つ閉曲面の法線ベクトルです。
    その意味で使われているでしょうか?

    また

    >dA={B(x+凅,y,z)-B(x,y,z)}・dV/dx+{B(x,y+,z)-B(x,y,z)}・dV/dy+{B(x,y,z+)-B(x,y,z)}・dV/dz

    と書かれていますが、これは正しいですか?
引用返信/返信 [メール受信/OFF] 削除キー/
■40141 / inTopicNo.6)  Re[3]: ガウスの定理
□投稿者/ army 一般人(16回)-(2009/12/04(Fri) 19:46:47)
    だいぶ雑に記述してしまいました。ではきちんと説明します。

    ∬B↑d(s↑)
    について、
    ベクトル場B↑について、8点の(x,y,z)(x+凅,y,z)(x,y+
    凉,z)(x,y,z+凛)(x+凅,y+凉,z)(x,y+凉,z+凛)(x+凅,y,z+凛)(x+凛,y+凉,z+凛)
    を頂点とする直方体を考え、xがx+凅まで、yがy+凉まで、zがz+凛まで、それぞれ変化したときの∬B↑d(s↑) の変化量を考えます。

    すると、B(x+凅,y,z)冱-B(x,y,z)冱={B(x+凅,y,z)-B(x,y,z)}/凅*儼
    で、同様にy,zについても計算し、全てを足します。これが∬B↑d(s↑)の変化量の
    和なので、これを僊とすると

    僊≒{B(x+凅,y,z)-B(x,y,z)}/凅*儼+
    {B(x+凅,y,z)-B(x,y,z)}/凉*儼+
    {B(x,y,z+凛)-B(x,y,z)}/凛*儼

    で、両辺儼で割って儼を零に近づければ≒は=になり、
    dA/dV=divBとなります。
    よってA=∫divBdVとなり、∬B↑d(s↑)の変化量をdAと置いていましたから、
    A=∬B↑d(s↑)なので、問題の式と一致します。


    dsは面素片ベクトルです。「dsとは、(dx,dy,dz)のことですよね」は、誤解を生む
    記述でした。失礼いたしました。
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