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■36460 / inTopicNo.1)  平均値の定理
  
□投稿者/ tomoko 一般人(6回)-(2008/10/22(Wed) 16:55:46)
    関数y=f(x)の第2次導関数f''(x)の値が常に正とする。このとき、実数a,b,t (a<b, 0≦t≦1 )について、不等式
     f((1-t)a+tb)≦(1-t)f(a)+tf(b)が成り立つことを示せ。
    という問題で、
     答えは、区間[a,(1-t)a+tb] と区間[(1-t)a+tb,b]で場合分けしてあるのですが、その発想はどこからきているのですか?
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■36468 / inTopicNo.2)  Re[1]: 平均値の定理
□投稿者/ miyup 大御所(614回)-(2008/10/22(Wed) 21:47:13)
    2008/10/22(Wed) 21:48:20 編集(投稿者)

    No36460に返信(tomokoさんの記事)
    > 関数y=f(x)の第2次導関数f''(x)の値が常に正とする。このとき、実数a,b,t (a<b, 0≦t≦1 )について、不等式
    >  f((1-t)a+tb)≦(1-t)f(a)+tf(b)が成り立つことを示せ。
    > という問題で、
    >  答えは、区間[a,(1-t)a+tb] と区間[(1-t)a+tb,b]で場合分けしてあるのですが、その発想はどこからきているのですか?

    これは平均値の定理を使う問題ですか?
    どのような解答をしているのか不明なので、発想といわれてもわかりません。

    ちなみに図形的に考えればすぐわかります。
    f''(x)>0 ⇔ f(x)は下に凸のグラフであるから
    常に
     f((1-t)a+tb)≦(1-t)f(a)+tf(b)
    となっています。
    等号成立は t=0,1 のときです。
841×841 => 250×250

1224679633.png
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■36477 / inTopicNo.3)  Re[2]: 平均値の定理
□投稿者/ tomoko 一般人(7回)-(2008/10/23(Thu) 00:37:04)
    No36468に返信(miyupさんの記事)
    > 2008/10/22(Wed) 21:48:20 編集(投稿者)
    >
    > ■No36460に返信(tomokoさんの記事)
    >>関数y=f(x)の第2次導関数f''(x)の値が常に正とする。このとき、実数a,b,t (a<b, 0≦t≦1 )について、不等式
    >> f((1-t)a+tb)≦(1-t)f(a)+tf(b)が成り立つことを示せ。
    >>という問題で、
    >> 答えは、区間[a,(1-t)a+tb] と区間[(1-t)a+tb,b]で場合分けしてあるのですが、その発想はどこからきているのですか?
    >
    > これは平均値の定理を使う問題ですか?
    > どのような解答をしているのか不明なので、発想といわれてもわかりません。
    >
    > ちなみに図形的に考えればすぐわかります。
    > f''(x)>0 ⇔ f(x)は下に凸のグラフであるから
    > 常に
    >  f((1-t)a+tb)≦(1-t)f(a)+tf(b)
    > となっています。
    > 等号成立は t=0,1 のときです。

    ありがとうございました。素晴らしい解答です。感動しました!


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