| 同じモノの順列、というのはご存じでしょうか? 同一のものが複数あり、その並べ方の総数を求めるときに使うモノです。 もし、知らなければ、チャートとか、教科書とかにのっていると思うので 参照して下さい。
以下、その公式を知っているものとします。 (1)の最初の問題がその典型例で、AからBまでいくには、最低右に6回(マス)、上に4回(マス)の計10回(マス)進まなければなりません。
逆に言えば、10回進む中で、どの順番でもいいので右に6回、 上に4回進めばいいのです。
あとはさっきの公式に当てはめて、
10!/(6!*4!)=で答えがでるはずかと。
また、CDを通るなどといった、特定の場所を通らなければならないときは、 その点までで先ほどのような計算をして、残りをまた別に計算する必要があります。
この問題でいうと、A→C→D→Bと通るわけですから、 A→C、C→D、D→Bの三つについて計算して、あとでかけてやればよいのです。
A→Cは3!/1!*2!=3通り C→Dは明らかに1通り D→Bは6!/4!*2!=15通り よって正解は、45通り。
(2)(3)も考え方は(1)と同じです。わかりにくかったかも知れませんが、 参考にして下さい。
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