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■25873 / inTopicNo.1)  極限の基本
  
□投稿者/ 高校3年 一般人(1回)-(2007/06/22(Fri) 20:40:15)
    lim[x→∞]tanx/x
    この極限はないって授業でいわれたんですが,よくわかりませんでした.
    lim[x→∞]sinx/x
    なら,はさみうちができるんですけど.tanxは無理でした.
    よろしくお願いします.


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■25908 / inTopicNo.2)  Re[1]: 極限の基本
□投稿者/ miyup 大御所(1256回)-(2007/06/23(Sat) 21:14:59)
    No25873に返信(高校3年さんの記事)
    > lim[x→∞]tanx/x
    > この極限はないって授業でいわれたんですが,よくわかりませんでした.

    グラフを考えれば、tanx 自体が不連続なので x→∞ は無意味です。
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■25909 / inTopicNo.3)  Re[2]: 極限の基本
□投稿者/ らすかる 大御所(744回)-(2007/06/23(Sat) 21:20:34)
http://www10.plala.or.jp/rascalhp
    「不連続」⇒「x→∞ は無意味」とは言えないのでは?
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■25910 / inTopicNo.4)  Re[3]: 極限の基本
□投稿者/ miyup 大御所(1257回)-(2007/06/23(Sat) 21:30:01)
    No25909に返信(らすかるさんの記事)
    > 「不連続」⇒「x→∞ は無意味」とは言えないのでは?
    tanx は不連続な周期関数ですから x→∞ という行為自体が無意味でしょう。
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■25914 / inTopicNo.5)  Re[4]: 極限の基本
□投稿者/ らすかる 大御所(746回)-(2007/06/23(Sat) 22:05:00)
http://www10.plala.or.jp/rascalhp
    x→∞ は「定義域上で無限に大きくする」と解釈すれば良いと
    思っていましたが、一般的には、関数の極限は(a,∞)で定義される場合しか
    定義されていないようですね。
    その意味で「不連続な周期関数」⇒「x→∞は無意味」は納得しました。
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■25919 / inTopicNo.6)  Re
□投稿者/ soredeha 一般人(1回)-(2007/06/24(Sun) 00:11:02)
    「不連続なので x→∞ は無意味」
    と考えるなら、数列の極限を考えることも無意味になります。
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■25921 / inTopicNo.7)  Re[2]: Re
□投稿者/ らすかる 大御所(748回)-(2007/06/24(Sun) 00:33:04)
http://www10.plala.or.jp/rascalhp
    >soredehaさん
    私もそう思っていたのですが、調べたら(私が調べた範囲内では)
    「数列の極限」と「関数の極限」は別々に定義されていました。
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■25926 / inTopicNo.8)  Re[1]: 極限の基本
□投稿者/ けにい 軍団(140回)-(2007/06/24(Sun) 03:22:15)
    まず、二命題

    (1) lim[x→∞] f(x) = a
    (2) 任意の lim[n→∞] x[n] = ∞ なる数列 (x[n]) に対して lim[n→∞] f(x[n]) = a

    が同値であることに注意しましょう(高校の範囲では証明不能)。いま、数列 x[n] = πn と
    y[n] = πn + arctan(n) を考えると、n → ∞ のとき、共に x[n] → ∞, y[n] → ∞
    となります。ここに arctan は tan の逆関数であり、tan(arctan(x)) = x および
    -π/2 < arctan(x) < π/2 が成り立ちます。いま n → ∞ のとき f(x[n]) → 0
    である一方

    n/(πn + π/2) < f(y[n]) < n/(πn - π/2)
    ⇒ f(y[n]) → 1/π

    であることから、lim[x→∞] f(x) は存在しないことがわかります。
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■26034 / inTopicNo.9)  Re[2]: 極限の基本
□投稿者/ 高校3年 一般人(4回)-(2007/06/27(Wed) 19:13:35)
    No25926に返信(けにいさんの記事)
    > まず、二命題
    >
    > (1) lim[x→∞] f(x) = a
    > (2) 任意の lim[n→∞] x[n] = ∞ なる数列 (x[n]) に対して lim[n→∞] f(x[n]) = a
    >
    > が同値であることに注意しましょう(高校の範囲では証明不能)。

    ということを教えていただいたので,π/2 のちょっと前で考えるために,
     x=(π/4)+nπのときと,x=(π/2)+nπ-(1/n^2)で分ければできました.

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