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■17066 / inTopicNo.1)  群数列について
  
□投稿者/ えり 一般人(14回)-(2006/09/03(Sun) 21:04:28)
    こんにちは。高卒の受験生です。解説を読んでいてわからないところがあったので質問しました。

    二項係数を次のように順番に並べて、数列{a[n]}を定める。
    0C0,0C1,1C1,2C0,2C1,2C2,3C0…
    ただし0C0=1とする。
    (1)a[18]の値を求めよ。
    (2)nCkは第何項になるか。
    (3)蚤[n][n=1,50]の値を求めよ。

    という問題で、(3)の解説に

    a[50]がm群にあるとすると、
    1/2(m-1)(1+m-1)<50≦1/2*m(1+m)

    となっているのですが、この式の意味がわかりません。教えてください、お願いします。
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■17067 / inTopicNo.2)  Re[1]: 群数列について
□投稿者/ miyup 大御所(710回)-(2006/09/03(Sun) 21:25:50)
    No17066に返信(えりさんの記事)
    > a[50]がm群にあるとすると、
    > 1/2(m-1)(1+m-1)<50≦1/2*m(1+m)

    k群にはk個の数字があるので、1群からk群までの項数は1+2+…+k=k(k+1)/2 個です。

    a[50] は50項目(個目)の項なので、これがm群にあるとすると
    m−1群までの項数<50≦m群までの項数
    となります。

    すなわち、(m-1)(m-1+1)/2<50≦m(m+1)/2 となります。
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■17068 / inTopicNo.3)  Re[1]: 群数列について
□投稿者/ KINO 付き人(71回)-(2006/09/03(Sun) 21:26:20)
    2006/09/03(Sun) 21:55:37 編集(投稿者)

    No17066に返信(えりさんの記事)
    a[n] の定め方は,これであっているのでしょうか?

    特に,第2項は 0C1 ではなくて,1C0 なのでは・・・?

    勝手にそう仮定します。
    nCr だと見づらいので,C(n,r) と書くことにします。
    第 0 群:C(0,0),
    第 1 群:C(1,0), C(1,1),
    のように,第 m 群の第 k 項を C(m,k) (k=0,1,..., m) とみなします。
    こうおくと,第 m 群には m+1 個の項があることになります。

    そうすると,第 m 群の最後の項は,もともとの数列の第 n 項であるとすると,
    m=0 のとき n=1,m=1 のとき n=1+2=3 などから,
    第 m 群の最後の項の番号=1+2+3+...+(第 k 群の項数)+...+{(m-1)+1}=1からmまでの和=m(m+1)/2

    となります。
    というわけで,a[50] が第 m 群にあるとすると,
    第 m-1 群の最後の項の番号<50≦第 m 群の最後の項の番号
    という不等式が成立しなければならず,
    第 m-1 群の最後の項の番号=(m-1){(m-1)+1}/2,
    第 m 群の最後の項の番号=m(m+1)/2
    であるというわけです。

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■17069 / inTopicNo.4)  Re[2]: 群数列について
□投稿者/ laki 軍団(101回)-(2006/09/03(Sun) 21:38:57)
    2006/09/03(Sun) 21:41:57 編集(投稿者)

    > 0C0,0C1,1C1,2C0,2C1,2C2,3C0…

    第2項目は1C0のような気がします。以下第2項目を1C0として扱います。

    郡数列では最初、各項の値を見てはダメです。郡数列の最大の特徴は
    数列を郡に分けている項数の数です。最初に第m郡の末項までの項数を求めます。
    このときに各項の値を見ないでください。

    この郡数列は
    ○l○○l○○○l○○○○l○‥‥○l
    という分け方をしています。

    第m郡には、m個の○があるので、
    第m郡の最後の項までの、項数は
    1+2+3+‥‥+m=1/2m(m+1)項です。

    つまり、第m郡の末項は、1/2m(m+1)項目です。
    第m-1郡の末項は、mをm-1に変えて、1/2(m-1)m項目です。

    第m郡にある項は1/2(m-1)m項目〜1/2m(m+1)項目の間にあるので

    第50項目がm郡にあるとすると、
    1/2(m-1)m<50≦1/2m(m+1)ではさまれます。

    これを変形すると、m(m-1)<100≦m(m+1)
    この二次不等式をまともに解くのは、つらいので
    m(m-1)≒m^2、m(m+1)≒m^2と近似して、m^2が100に近くなる自然数mを探します。
    そうすると、m=10ぐらいがよいと見積もって、実際に代入してみて

    10*(10-1)<100≦10*(10+1)⇔90<100≦110
    となるので、m=10が当てはまることが決定します。

    実際には
    「m(m-1)<100≦m(m+1)
    この式を満たすmは10」と書いて、計算過程をごまかしていいです。
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■17074 / inTopicNo.5)  Re[1]: 群数列について
□投稿者/ えり 一般人(15回)-(2006/09/04(Mon) 00:38:16)
    みなさん、わかりやすい回答をどうもありがとうございました。
    問題文は打ち間違えてしまいました・・・すみません。。
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