数学ナビゲーター掲示板
(現在 過去ログ2 を表示中)

HOME HELP 新規作成 新着記事 トピック表示 発言ランク ファイル一覧 検索 過去ログ

[ 最新記事及び返信フォームをトピックトップへ ]

■13650 / inTopicNo.1)  行列の連立方程式
  
□投稿者/ サンダーボルド 一般人(34回)-(2006/06/19(Mon) 17:01:26)
    x,yについての連立方程式[[a,1][2,3]]*[[x][y]]=a[[-y][x]]がx=y=0以外の解を持つように実数aを定めよ。

    x=y=0以外の解を持つ、ということがどういうことかいまいち分からず
    教科書には「逆行列が存在しないときだから」となっていますが
    どうしてそういいきれるのか、難しくて、分からないです。
    ここを詳しく教えてもらいたいです。
    おねがいします。
引用返信/返信 [メール受信/OFF] 削除キー/
■13671 / inTopicNo.2)  Re[1]: 行列の連立方程式
□投稿者/ miyup 大御所(284回)-(2006/06/19(Mon) 20:44:24)
    2006/06/19(Mon) 20:45:53 編集(投稿者)

    このような例ではどうでしょうか?

    例1 

    このとき、行列式の値≠0で、これをみたすは、 のみ。

    例2 

    このとき、行列式の値=0で、方程式としては しかないので、これをみたすも含め無数に存在する。


引用返信/返信 [メール受信/OFF] 削除キー/
■13730 / inTopicNo.3)  Re[2]: 行列の連立方程式
□投稿者/ サンダーボルト 一般人(4回)-(2006/06/21(Wed) 14:41:51)
    ありがとうございました
    x=y=0の場合は答えは一つしかなくて
    X=y=?の場合は答えは無数に存在する、ということでしょうか?
    0の場合は逆行列はなくて、?の場合は答えは無数に存在する。
    ということは?の場合は答えを出せないです。無数に存在するんだから。
    あれ?でもx=y=0以外のときにも逆行列が存在しないのは何故なんでしょうか?
    おかしいな。まだよく分かっていないみたいです。
    もう少し教えてもらえないでしょうか?
    おねがいします。
引用返信/返信 [メール受信/OFF] 削除キー/
■13736 / inTopicNo.4)  Re[2]: 行列の連立方程式
□投稿者/ miyup 大御所(292回)-(2006/06/21(Wed) 17:29:58)
    2006/06/21(Wed) 17:31:12 編集(投稿者)
    No13671に返信(miyupさんの記事)
    > 2006/06/19(Mon) 20:45:53 編集(投稿者)
    >
    > 例1 
    >
    > このとき、行列式の値≠0で、これをみたすは、 のみ。

    元は、連立方程式 のことで、解は のみ。

    > 例2 
    >
    > このとき、行列式の値=0で、方程式としては しかないので、これをみたすも含め無数に存在する。

    元は、連立方程式 のことで、解は も含め無数にある。

    通常、2元1次連立方程式の解は1組しかありませんね。例1の場合は、解は のみです。(この解は「自明な解」といいます=当たり前ということ)

    ところが例2は、この「自明な解」以外にも無数に解を持ちます。なぜこのようなこと(本来1組しかないはずの答えがたくさんある)が起こったか?

    その理由は、与えられた行列がどのような行列かを考えることからでてきます。
引用返信/返信 [メール受信/OFF] 削除キー/
■14318 / inTopicNo.5)  Re[3]: 行列の連立方程式
□投稿者/ サンダーボルト 一般人(7回)-(2006/07/04(Tue) 13:20:47)
    ありがとうございました。
    逆行列が存在するときは、答えは一つで
    存在しないときは答えは無数、ということでしょうか?
    >x,yについての連立方程式[[a,1][2,3]]*[[x][y]]=a[[-y][x]]がx=y=0以外の解を>持つように実数aを定めよ。
    この問題のときはどのように考えればいいのでしょうか?
    まだいまいち分かっておりません。すみません。
    教えてください。おねがいします。
引用返信/返信 [メール受信/OFF] 削除キー/
■14323 / inTopicNo.6)  Re[4]: 行列の連立方程式
□投稿者/ miyup 大御所(376回)-(2006/07/04(Tue) 18:10:58)
    2006/07/04(Tue) 18:11:41 編集(投稿者)

    No14318に返信(サンダーボルトさんの記事)
    > ありがとうございました。
    > 逆行列が存在するときは、答えは一つで
    > 存在しないときは答えは無数、ということでしょうか?

    の解は無数にある。

    の解はない。

    逆行列が存在しない行列でも、=の右辺の数値で結果が異なります。


    解答 この行列より、連立方程式 となり



    と行列表示したとき、x=y=0以外の解を持つ→行列式=0 より、

     よって、
引用返信/返信 [メール受信/OFF] 削除キー/
■14366 / inTopicNo.7)  Re[5]: 行列の連立方程式
□投稿者/ サンダーボルト 一般人(11回)-(2006/07/06(Thu) 18:47:37)
    ありがとうございました。
    >x=y=0以外の解を持つ→行列式=0
    となっていますが
    行列式=0にした場合、解は無数に存在することになってしまうんじゃないでしょうか? とすると、解の中に0が含まれることもありうるんじゃないでしょうか?

    2x+y=0
    4x+2y=0
    の場合、解は無数に存在する、と書かれていて、0は含まれていないと書いていないので疑問に思いました。

    それと行列式=0、右辺の値は0の場合、解は無数に存在し、右辺にちょっと数字が入り、連立方程式を解いてもx,yの両方とも消えてしまう場合に限り、解はない、ということでしょうか?

    長々と質問してすみません。
    おねがいします。
引用返信/返信 [メール受信/OFF] 削除キー/
■14376 / inTopicNo.8)  Re[6]: 行列の連立方程式
□投稿者/ miyup 大御所(388回)-(2006/07/06(Thu) 20:43:53)
    No14366に返信(サンダーボルトさんの記事)
    > ありがとうございました。
    > >x=y=0以外の解を持つ→行列式=0
    > となっていますが
    > 行列式=0にした場合、解は無数に存在することになってしまうんじゃないでしょうか? とすると、解の中に0が含まれることもありうるんじゃないでしょうか?

    「x=y=0以外の解を持つ」は、「x=y=0以外にも解を持つ」です。表現があいまいでしたね。訂正しましょう。

    > それと行列式=0、右辺の値は0の場合、解は無数に存在し、右辺にちょっと数字が入り、連立方程式を解いてもx,yの両方とも消えてしまう場合に限り、解はない、ということでしょうか?

    解なし(平行)、解が無数にある(一致) …両方とも detA=0

    解が1組 …detA≠0
引用返信/返信 [メール受信/OFF] 削除キー/



トピック内ページ移動 / << 0 >>

このトピックに書きこむ

過去ログには書き込み不可

Mode/  Pass/

HOME HELP 新規作成 新着記事 トピック表示 発言ランク ファイル一覧 検索 過去ログ

- Child Tree -
Edit By 数学ナビゲーター