□投稿者/ sol 一般人(17回)-(2008/11/16(Sun) 14:01:52)
| ■No36795に返信(miyupさんの記事) > >>「連続した3つの整数には必ず偶数と3の倍数が入るので > >>それらの積は6の倍数になる」 >>> >>模試でこれをやったら、おそらく点数は半分ないでしょうね。 > > その意見には同意できません(もっともこのレベルの問題は出ませんが)。 > 採点官にもよるかもしれませんが、本質的に間違っていないことを減点するようなことはないと思いたいですね。 > 大学入試では全く問題ないと思われます。
入試で問われているのは「間違っていないこと」ではなく「わかっていること」なのです。残念ながら。 #いわゆる「積分の1/6公式」を断りなしに使うことは好ましくない(やったら減点するぞ)と公表する大学があるぐらいです。 #同じ大学は、ロピタルはもちろんのこと、ハミルトンケーリーの公式すら「高校の範囲外なので、常識として扱うのは好ましくない」と断じています。 #なら、そういう問題を出さなければいいのですが、しっかり出ていたりするのが困ったものです。 ですから、「間違っていないこと」ではなく「正しいときちんと示していること」が採点基準になります。 先の回答では「論拠が不十分」といわれて大減点食らっても文句は言えないのです。実際、そういう模試はいくらでもあります。 そして、模試が大学入試を反映していないことはありえないので、そういう入試もいくらでもあるのです。残念ながら。
たとえば、 のときを示せ なんて問題を「ハミルトンケーリーの定理より明らか」なんて書いたら点はないですよね。 これと同じレベルの「説明責任」が問われている、と、かなり丁寧に書いておくのが間違いないところだと思います。
自分が同意しているかどうかといえば、納得行かないものもたくさんあります。でも、現状そういう方向なので、仕方ないのかな、とも思います。 #入試というのが「到達度試験」「理解度試験」である以上、「自分はちゃんとわかってるんだ」と主張することはとても大切なことなのでしょう。
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