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No11507 の記事


■11507 / )  Re[1]: 微分法
□投稿者/ name 一般人(21回)-(2006/05/01(Mon) 23:07:11)
    まず、正根が一つであることを証明します。

    与式を変形するとx^3=|a|x+|b|となるのが重要です。
    この式は直線|a|x+|b|とx^3の交点の式と捉えることが出来ます。

    仮に正の根c>d>0があったとしましょう。

    c,dは与式を満たすので当然(c,c^3)と(d,d^3)を結んだ直線は|a|x+|b|
    になります。つまり

    (c^3-d^3)/(c-d)=|a|になるはずです。(傾きが同じ)

    ※c,dを与式に代入して差をとってもよいですが。

    ∴c^2+cd+d^2=|a|・・・1

    ところで当然、c^3-|a|c-|b|=0です。

    これに1を代入します。

    ∴-(c^2)d-c(d^2)=|b|となります。
    これを変形して
    -cd(c+d)=|b|となります。

    仮定によってc,d>0
    すると、-cd<0、c+d>0です。
    ∴|b|<0

    しかし|b|>0でしたね。
    つまり矛盾することになります。

    ∴正の実根は一つ。

    つづきは次のレスに書きます。(続けて書くと長いので)

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