| ■No7903に返信(ハングリーさんの記事) > 2次関数f(x)=ax^2+4ax+5a+2がある。ただし、aは0でない定数である。 > (1)y=f(x)のグラフがx軸と異なる2点で交わるとき、aのとりうる値の範囲を求めよ。 > (2)−1≦x≦1において常にf(x)≧0が成り立つとき、aのとりうる値の範囲を求めよ。 > (3)a≦x≦a+1におけるf(x)の最大値をaを用いて表せ。
(1)2次方程式f(x)=0の判別式をDとすると,D>0が求める条件ですね.
(2)-1≦x≦1において,常にf(x)≧0⇔-1≦x≦1におけるf(x)の最小値≧0 という言いかえがポイントになります.
f(x)=a(x+2)^2 +a+2 [甲]a>0のとき x=-2のとき最小値をとります. [乙]a<0のとき x=1のとき最小値をとります.
(3)これもaが正か負かで場合わけですね. [甲]a>0のとき a≦x≦a+1の真ん中x=(2a+1)/2が軸x=-2より右か左かがポイントになりますが,a>0ならば(2a+1)/2>0なので,x=(2a+1)/2は必ず軸の右側にあります.よって,x=a+1のとき最大値をとります. [乙]a<0のとき この場合は上に凸の放物線となるので,最大値の候補は,x=-2 or a or a+1です. a≦x≦a+1にx=-2が含まれるとき,つまり,-3≦a≦-2のときはx=-2で最小値です. a<-3のときは,x=a+1のとき最小値で, a>-3のときは,x=aのとき最小値をとります.
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