| 平面の方程式を求めるとき,平面の法線ベクトルn~=(a,b,c)と,平面上の点A(p,q,r)が判っていれば, 『a(x-p)+b(y-q)+c(z-r)=0』が平面の方程式になります.
2直線に平行な平面⇒『2直線の方向ベクトルを平面内に含む』と捕らえます. よって,g,lの方向ベクトルを求めます. g:(x-1)/2=y-2=(z-3)/3=tとおくと,(x,y,z)=(2,1,3)t+(1,2,3)なので,方向ベクトルはtの係数のx~=(2,1,3). 同様に,lの方向ベクトルはy~=(3,2,1)となります.
平面内にある2本のベクトルが求まれば,平面と垂直なベクトル(法線ベクトル)を求めることができます.n~=(a,b,c)とおくと n~・x~=0,n~・y~=0となるので,このようなa,b,cを求めるとa=-5c,b=7cとなるので,n~=(-5,7,1)とできます.
よって,平面の方程式は-5(x-2)+7(y-3)+(z-4)=0⇒-5x+7y+z=15.
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