| さいころ1回ふるだけで点Cにいるとき、さいころの目は2か4です。 したがってK_1=2/6=1/3です。
また、点Qはさいころの目が偶数の時しか動かさないので、点A又は点Cにしかいません。 したがって、点Cにいる確立をK_nとするならば、点Aにいる確立は1-K_nです。
点Cにいるとき、さいころを1回振って再び点Cにいるためには、さいころの目が奇数又は4でないといけません。 点Aにいるとき、さいころを1回振って点Cにいるためには、さいころの目が2又は6でないといけません。 このことから、 K_(n+1) = 4/6K_n + 2/6(1-K_n) と表せます。これを整理すると、K_(n+1) = 1/3K_n + 1/3となります。 この漸化式を解いて、K_n = 1/2 - 1/6(1/3)^(n-1) であります。
K_2,K_3,K_4はいちいち考えて求めても良いし、漸化式から求めても良いです。 K_nというのはゆうさんの表記ではKnとなっていますが、下付文字ですので"_"を用いて表しました。
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