| 39. 点Oを中心とする半径1の円Cと点Pがあり, |OP|=2とする. Oとの距離が1/2でPを通る直線Lを1本引き, それとCの交点のうちPに近い方をQとする. Oから直線Lへの垂直点をSとすると ∠OSQ=90°だから △OQSは直角3角形だから3平方の定理から |OS|^2+|SQ|^2=|OQ|^2 ↓両辺から|OS|^2を引くと |SQ|^2=|OQ|^2-|OS|^2 ↓両辺を1/2乗すると |SQ|=√(|OQ|^2-|OS|^2) ↓|OQ|=1,|OS|=1/2だから |SQ|=√(1^2-1/2^2) |SQ|=√(1-1/4) |SQ|=(√3)/2…(1)
∠OSP=90°だから △OPSは直角3角形だから3平方の定理から |OS|^2+|SP|^2=|OP|^2 ↓両辺から|OS|^2を引くと |SP|^2=|OP|^2-|OS|^2 ↓両辺を1/2乗すると |SP|=√(|OP|^2-|OS|^2) ↓|OP|=2,|OS|=1/2だから |SP|=√(2^2-1/2^2) |SP|=√(4-1/4) |SP|=(√15)/2 ↓これから(1)を引くと ↓|PQ|=|SP|-|SQ| ↓だから |PQ|=(√15-√3)/2
40. 中心間距離が7で,半径が5,3√2の2つの球面S1,S2がある. 2>1 ↓両辺を1/2乗すると √2>1 ↓両辺に3をかけると 3√2>3 ↓両辺に5を加えると 5+3√2>8>7 ∴ S1,S2は交わる その交わりの円Mの半径をr MとS1の中心間距離をa S1の中心をA S2の中心をB Mの中心をO M周上の点をP とすると ∠AOP=90°だから △AOPは直角三角形だから3平方の定理から |OP|^2+|AO|^2=|AP|^2 ↓|OP|=r,|AO|=a,|AP|=5だから r^2+a^2=5^2 r^2+a^2=25 ↓両辺からr^2を引くと a^2=25-r^2 ↓両辺を1/2乗すると a=√(25-r^2)
∠BOP=90°だから △BOPは直角三角形だから3平方の定理から |BP|^2=|BO|^2+|OP|^2 ↓|BP|=2√3,|BO|=7-a,|OP|=rだから 2*3^2=(7-a)^2+r^2 18=(7-a)^2+r^2 ↓両辺からr^2を引くと 18-r^2=(7-a)^2 18-r^2=49-14a+a^2 ↓a^2=25-r^2だから 18-r^2=49-14a+25-r^2 ↓両辺にr^2+14a-18を加えると 14a=56 ↓両辺を14で割ると a=4 ↓これをr^2+a^2=25に代入すると r^2+16=25 ↓両辺から16を引くと r^2=9 ↓両辺を1/2乗すると ∴交わりの円の半径は r=3
41. 4面体ABCDにおいて, |AB|=|AC|=|AD| の時, 頂点AからBCDに下した垂線と面BCDの交点をHとすると ∠AHB=90°だから △AHBは直角三角形だから |AH|^2+|BH|^2=|AB|^2 ↓両辺から|AH|^2を引くと |BH|^2=|AB|^2-|AH|^2
∠AHC=90°だから △AHCは直角三角形だから |AH|^2+|CH|^2=|AC|^2 ↓両辺から|AH|^2を引くと |CH|^2=|AC|^2-|AH|^2 ↓|AB|=|AC|だから |CH|^2=|AB|^2-|AH|^2 ↓|BH|^2=|AB|^2-|AH|^2だから |BH|^2=|CH|^2 ↓両辺を1/2乗すると |BH|=|CH|
∠AHD=90°だから △AHDは直角三角形だから |AH|^2+|DH|^2=|AD|^2 ↓両辺から|AH|^2を引くと |DH|^2=|AD|^2-|AH|^2 ↓|AB|=|AD|だから |DH|^2=|AB|^2-|AH|^2 ↓|BH|^2=|AB|^2-|AH|^2だから |BH|^2=|DH|^2 ↓両辺を1/2乗すると |BH|=|DH| ↓|BH|=|CH|だから |BH|=|CH|=|DH| だからHは外接円の中心だから Hは△BCDの外心 である
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