| 2005/10/24(Mon) 10:47:12 編集(投稿者) 2005/10/24(Mon) 10:45:29 編集(投稿者)
条件より点Aを出発してt秒後の点PとQの座標は P(cos(2πt/36),sin(2πt/36)),Q(cos(2πt/45),sin(-2πt/45)) (A) となります。 (@) 条件から、△POQが直角三角形になる為には∠POQが直角になる以外にはありえません。 よって↑OP⊥↑OQですから ↑OP・↑OQ=0 ∴(A)を用いると cos(2πt/36)cos(2πt/45)-sin(2πt/36)sin(2πt/45)=0 これより cos(πt/10)=0 ∴πt/10=π/2+nπ (但しnは整数) であるから t=10n+5 よって△POQが初めて直角三角形になるのは5秒後です。
(A) |↑OP|=|↑OQ|=1 に注意すると条件のとき ↑OP=-↑OQ であるから(A)を用いて、成分を比較すると cos(2πt/36)=-cos(2πt/45) (B) sin(2πt/36)=sin(2πt/45) (C) (B)より cos(πt/20)cos(πt/180)=0 ∴cos(πt/20)=0 or cos(πt/180)=0 (E) (C)より cos(πt/20)sin(πt/180)=0 ∴cos(πt/20)=0 or sin(πt/180)=0 (F) となりますが、 {sin(πt/180)}^2+{sin(πt/180)}^2=1 ですから(E)(F)を同時に満たす方程式は cos(πt/20)=0 (G) cos(πt/20)=0かつsin(πt/180)=0 (H) cos(πt/20)=0かつcos(πt/180)=0 (I) の三通りしかありません。
(G)のとき πt/20=π/2+mπ (但しmは整数) ですから t=20m+10 (G)'
(H)のとき sin(πt/180)=0より πt/180=lπ (但しlは整数) ∴t=180l これと cos(πt/20)=0 つまり(G)'が同時に成立しなければならないので 180l=20m+10 ∴18l=2m+1 (H)' ところが(H)'の左辺は偶数、右辺は奇数になりますので(H)'を満たす整数lは存在しません。 よって(H)の解は存在しません。
(I)のとき cos(πt/180)=0 より πt/180=π/2+pπ (但しpは整数) ∴t=180p+90 これと cos(πt/20)=0 つまり(G)'が同時に成立しなければならないので 180p+90=20m+10 ∴m=9p+4 となり、整数pは存在することが分かります。
以上よりPQが直径になるようなtは t=20m+10 よって条件を満たすのは20・1+10=30[秒後]です。
(B) 条件より△OPQが正三角形になるためには ↑OP・↑OQ=cos(π/3)=1/2 ですから(A)を用いると cos(2πt/36)cos(2πt/45)-sin(2πt/36)sin(2πt/45)=1/2 (J) これを点Pが円周上を一周する時間 0≦t≦36 (K) の元で解いてみます。 (J)より cos(πt/10)=1/2 ∴πt/10=π/3+2lπ,5π/3+2lπ(但しlは整数) ∴t=10/3+20l,50/3+20l(L) (L)を(J)に代入して I)t=10/3+20lのとき 0≦10/3+20l≦36 ∴-1/6≦l≦9/5-1/6 ∴l=0,1 このときt=10/3,70/3 II)t=50/3+20lのとき 0≦50/3+20l≦36 -5/6≦l≦9/5-5/6 ∴l=0 このときt=50/3
よって、△OPQは3回、正三角形になり、最後に正三角形になるのは70/3秒後です。
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