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■4831 / inTopicNo.1)  NO TITLE
  
□投稿者/ まみまみ 一般人(5回)-(2005/10/23(Sun) 17:21:42)
    座標平面上の原点Oを中心とした半径1の円の周上を一定の速さで動く点PとQがある。点P、Qは同時に点A(1,0)を出発するが、点Pは班時計回りに36秒で一周し、点Qは時計回りに45秒で一周する。
     
     (@)三角形POQがはじめて直角三角形になるのは、点P,Qが点Aを出発してから(  )秒後である。
     
     (A)線分PQがこの円の直径になるときがあるが、2回目になったとき点Pの座標は(  )である。
     
     (B)点Pがこの円周上をちょうど一周するまでに三角形POQが正三角形なる   のは(  )回あり、最後になるには点P、Qが点Aを出発してから(  )   秒後である。

    長くて多くてすいません。分かった方がいたらお願いします。 
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■4851 / inTopicNo.2)  Re[1]: NO TITLE
□投稿者/ X ベテラン(246回)-(2005/10/24(Mon) 10:33:29)
    2005/10/24(Mon) 10:47:12 編集(投稿者)
    2005/10/24(Mon) 10:45:29 編集(投稿者)

    条件より点Aを出発してt秒後の点PとQの座標は
    P(cos(2πt/36),sin(2πt/36)),Q(cos(2πt/45),sin(-2πt/45)) (A)
    となります。
    (@)
    条件から、△POQが直角三角形になる為には∠POQが直角になる以外にはありえません。
    よって↑OP⊥↑OQですから
    ↑OP・↑OQ=0
    ∴(A)を用いると
    cos(2πt/36)cos(2πt/45)-sin(2πt/36)sin(2πt/45)=0
    これより
    cos(πt/10)=0
    ∴πt/10=π/2+nπ (但しnは整数)
    であるから
    t=10n+5
    よって△POQが初めて直角三角形になるのは5秒後です。


    (A)
    |↑OP|=|↑OQ|=1
    に注意すると条件のとき
    ↑OP=-↑OQ
    であるから(A)を用いて、成分を比較すると
    cos(2πt/36)=-cos(2πt/45) (B)
    sin(2πt/36)=sin(2πt/45) (C)
    (B)より
    cos(πt/20)cos(πt/180)=0
    ∴cos(πt/20)=0 or cos(πt/180)=0 (E)
    (C)より
    cos(πt/20)sin(πt/180)=0
    ∴cos(πt/20)=0 or sin(πt/180)=0 (F)
    となりますが、
    {sin(πt/180)}^2+{sin(πt/180)}^2=1
    ですから(E)(F)を同時に満たす方程式は
    cos(πt/20)=0 (G)
    cos(πt/20)=0かつsin(πt/180)=0 (H)
    cos(πt/20)=0かつcos(πt/180)=0 (I)
    の三通りしかありません。

    (G)のとき
    πt/20=π/2+mπ (但しmは整数)
    ですから
    t=20m+10 (G)'

    (H)のとき
    sin(πt/180)=0より
    πt/180=lπ (但しlは整数)
    ∴t=180l
    これと
    cos(πt/20)=0
    つまり(G)'が同時に成立しなければならないので
    180l=20m+10
    ∴18l=2m+1 (H)'
    ところが(H)'の左辺は偶数、右辺は奇数になりますので(H)'を満たす整数lは存在しません。
    よって(H)の解は存在しません。

    (I)のとき
    cos(πt/180)=0
    より
    πt/180=π/2+pπ (但しpは整数)
    ∴t=180p+90
    これと
    cos(πt/20)=0
    つまり(G)'が同時に成立しなければならないので
    180p+90=20m+10
    ∴m=9p+4
    となり、整数pは存在することが分かります。

    以上よりPQが直径になるようなtは
    t=20m+10
    よって条件を満たすのは20・1+10=30[秒後]です。


    (B)
    条件より△OPQが正三角形になるためには
    ↑OP・↑OQ=cos(π/3)=1/2
    ですから(A)を用いると
    cos(2πt/36)cos(2πt/45)-sin(2πt/36)sin(2πt/45)=1/2 (J)
    これを点Pが円周上を一周する時間
    0≦t≦36 (K)
    の元で解いてみます。
    (J)より
    cos(πt/10)=1/2
    ∴πt/10=π/3+2lπ,5π/3+2lπ(但しlは整数)
    ∴t=10/3+20l,50/3+20l(L)
    (L)を(J)に代入して
    I)t=10/3+20lのとき
    0≦10/3+20l≦36
    ∴-1/6≦l≦9/5-1/6
    ∴l=0,1
    このときt=10/3,70/3
    II)t=50/3+20lのとき
    0≦50/3+20l≦36
    -5/6≦l≦9/5-5/6
    ∴l=0
    このときt=50/3

    よって、△OPQは3回、正三角形になり、最後に正三角形になるのは70/3秒後です。
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