| 126k-11l=1 の整数の一般解を求める問題(センター試験)
まず,ユークリッドの互除法を用いて1組の解 (-2, -23)を見つけます。 その後,2通り方法があり,
(1) ある参考書に載っている公式のような k=bn+p, l=-an+q を適用すると,
一般解が以下のようになります。 k=-11n-2 l=-126n-23
(2) 別の参考書では元の方程式からユークリッドの互除法で求めた式を引くことで 126(k+2)=11(l+23)を導き,
そこから,一般解が以下のようになります。
k=11n-2 l=126n-23
質問: 上記の一般解はnの係数が片方は正,片方は負となっていますが,どちらも正しいように思えます。なぜこのようなことが起こるのでしょうか?
また,(1)の手法の場合,-11l+126k=1と左辺の項の順番を入れ替えると(2)と同じ一般解となります。この順番は任意に変えてよいのでしょうか?
よろしくお願い致します。
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