| 2015/06/27(Sat) 07:59:05 編集(投稿者)
(略解) 解と係数の関係よりα+β+γ=0 …(1), αβ+βγ+γα=-3 …(2) 三次方程式ですからα,β,γの少なくとも1つは実数解です。 他の2つが実数解の場合と虚数解の場合に分けて考えます。
α,β,γがすべて実数となるのは -2≦k≦2のときで このとき 2≦α,β,γ≦2(要証明)なので |α+2|+|β+2|+|γ+2|=(α+2)+(β+2)+(γ+2)=(α+β+γ)+6=6 |α-2|+|β-2|+|γ-2|=-(α-2)-(β-2)-(γ-2)=-(α+β+γ)+6=6 よって |α+2|+|β+2|+|γ+2|= |α-2|+|β-2|+|γ-2|
虚数解を持つのは k<-2,k>2のときで αを実数解とするとα>2,α<-2である(要証明) また、β,γは虚数解で互いに共役なので,β=x+yi,γ=x-yiとおく (1)よりx=-α/2…(3),これと(2)よりy^2=(3/4)α^2-3…(4) |β+2|=|γ+2|=√{(x+2)^2+y^2}に(3),(4)を代入し整理 =√(α-1)^2=|α-1| 同様に|β-2|=|γ-2|=√(α+1)^2=|α+1| よって|α+2|+|β+2|+|γ+2|=|α+2|+2|α-1| α>2のとき =3α α<-2のとき=-3α |α-2|+|β-2|+|γ-2|=|α-2|+2|α+1| α>2のとき =3α α<-2のとき=-3α よって |α+2|+|β+2|+|γ+2|= |α-2|+|β-2|+|γ-2|
|