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■46521 / inTopicNo.1)  整式の唯一の共通解
  
□投稿者/ n 一般人(5回)-(2014/11/24(Mon) 14:05:50)
    グラフで考えようとしたのですが手が止まりました…

    2次方程式 x^2+ax+b=0 が異なる2解をもち、3次方程式x^3+bx+a=0が異なる3回を持つとする。この2つの方程式がただ1つの共通な実数解をもち、それが正であるとき、実数a,bの満たす条件を求めよ
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■46522 / inTopicNo.2)  Re[1]: 整式の唯一の共通解
□投稿者/ らすかる ベテラン(208回)-(2014/11/24(Mon) 17:04:16)
    グラフでは難しい気がします。

    二次方程式の「異なる2解」は他の条件から自動的に「異なる2実数解」になりますが、
    三次方程式の「異なる3解」は1実数解と2虚数解でも良いものと解釈します。

    共通正実数解をtとおくと
    t^2+at+b=0 … (1)
    t^3+bt+a=0 … (2)
    (1)+(2)から (t^2+a+b)(t+1)=0
    t>0からt+1≠0なので t^2+a+b=0
    t^2=-a-bを(1)に代入して整理すると a(t-1)=0
    ∴a=0またはt=1

    a=0の場合、2方程式は x^2+b=0, x(x^2+b)=0 となる。
    このとき、x^2+b=0が正の実数解を持つことからb<0だが、
    b<0のとき両者ともt=±√(-b)という共通2実数解を持つので不適。

    t=1のとき、a+b+1=0すなわちb=-a-1
    b=-a-1のとき、2方程式は (x-1)(x-a)=0, (x-1)(x^2+x-a)=0 となる。
    (x-1)(x-a)=0が異なる2解を持つことから a≠1
    (x-1)(x^2+x-a)=0が異なる3解を持つことから
    x^2+x-a=0はx=1を解に持たず、x^2+x-aは重解を持たない、すなわち
    1+1-a≠0かつ1+4a≠0なのでa≠2かつa≠-1/4

    また、共通な実数解がx=1だけであることから、前者の他解x=aを
    x^2+x-aに代入しても0にならない、すなわちa^2+a-a≠0からa≠0
    従って求める条件は
    a≠-1/4,a≠0,a≠1,a≠2 かつ a+b+1=0
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