| 数列{b[n]}を b[1]=1 b[n+1]=b[n]2^p (1<b[n]2^p<2) b[n+1]=b[n]2^p/2 (2≦b[n]2^p) と定めると、これは{a[n]}から2以上の項を除いた数列になります。 そしてb[n]はある非負整数数列{c[n]}により b[n]=2^{(n-1)p}/2^(c[n]) と表せます。いま、 p=q/r (q,rは自然数で1≦q<r) とすると、 b[r+1]=2^{(r+1-1)p}/2^(c[r+1]) =2^(rp)/2^(c[r+1]) =2^q/2^(c[r+1]) となりますが、1≦b[n]<2ですから b[r+1]=1です。 {a[n]}から2以上の項を除いた数列で初項以外に1が出現しますので、 a[n]でも1が出現します。 数列は前の項の値で決まりますので、1が出現した後はまた a[2]以降と同じパターンになります。 従って{a[n]}は周期を持ちます。
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