| 最初から説明した方がいいですね。 *5=.0710までは一つずつ計算しているので問題ないですよね。 そうすると *1に*5を足していった*(5n+1)は .4142, .4142+.0710, .4142+.0710×2,… のように増えていき、 *2に*5を足していった*(5n+2)は .8284, .8284+.0710, .8284+.0710×2,… のように増えていきますね。 他の*3,*4,*5も同じように増えていき、 増分はみな同じ.0710ですから、 最初に1に近づくのは.8284に.0710を足していったものです。 よって*2に*5を足していったものが最初に1に近づき、そして1を超えます。 これが*12=.9704と*17=.0414です。 1を超えたとき(*17)、他の4つ(*16,*18,*19,*20)は 1を超えていないだけでなく、その前の*12=.9704も超えません。 なぜなら、増分の.0710よりも*1〜*4の各値の方が差が大きいからです。 従って、*20までで*12=.9704が最も1に近く、*17=.0414が 最も0に近いことがわかります。
その次も同様です。 *1〜*17の各値に*17=.0414を足していったとき、 最初に1に近づき超えるのはそこまでで最大の*12に足していった場合で、 この場合たまたま1回で*29=.0118となり1を超えています。 上と同様に、*1〜*16の各値の差は増分の.0414よりも大きいので、 1回足して*29が1を超えたとき、他の*18〜*34は1を超えないだけでなく *12=.9704も超えません。 従って、*34までで*12=.9704が最も1に近く、*29=.0118が 最も0に近いことがわかります。
以降も同様です。 *29が*29までの最小値で、*28以前の各値の差が*29=.0118より大きいので 最大の*12=.9704に.0118を足していって*70=.9940となったとき、 他の28個は*41=.9822よりも小さいことになります。
わかりにくければ、 実際に*71までを計算して *1 *6 *2 *7 *3 *8 *4 *9 *5 *10 とか *1 *6 *2 *7 *3 *8 ・・・ *28 *57 *29 *58 のように値を並べてみて下さい。多少は上の説明がわかりやすくなるかと思います。
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