| P={(x+a)-3c(y+b)}{(x+a)+3c(y+b)} =(x-3cy+a-3bc)(x+3cy+a+3bc) (A) Q={(x+11)+4y}{(x+11)+9y} =(x+4y+11)(x+9y+11) (B) R=x^2+{(p+2q)y+4}x+2pqy^2+(11p-14q)y-77 =x^2+{(p+2q)y+4}x+(2qy+11)(py-7) =(x+2qy+11)(x+py-7) (C) と因数分解できます。 ここでp,qは整数ですので(B)(C)がx,yの一次式の共通因数を持つためには (B)の因数である x+4y+11 と(C)の因数である x+2qy+11 が一致する場合しかありえません。よって係数比較により 2q=4 ∴q=2 このとき(C)は R=(x+4y+11)(x+py-7) (C)' となりますので(A)と(C)'、(A)と(B)との共通因数に関する条件から 次の二通りの場合が考えられます。 (i) x-3cy+a-3bcとx+9y+11が一致し、かつ x+3cy+a+3bcとx+py-7が一致する (ii) x+3cy+a+3bcとx+9y+11が一致し、かつ x-3cy+a-3bcとx+py-7が一致する (i)のとき 係数比較により -3c=9 (P) a-3bc=11 (Q) 3c=p (R) a+3bc=-7 (S) (P)(Q)(R)(S)を連立して解くと (a,b,c,p)=(2,1,-3,-9) (ii)のとき 係数比較により 3c=9 (P)' a+3bc=11 (Q)' -3c=p (R)' a-3bc=-7 (S)' (P)(Q)(R)(S)を連立して解くと (a,b,c,p)=(2,1,3,-9)
以上から (a,b,c,p,q)=(2,1,3,-9,2),(2,1,-3,-9,2) となります。
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