| A sinxのグラフはx=π/2に関して対称であり、 sinx=sin(π-x) となるからです。
B 範囲を決める必要はありません。 一般的に考えると、最初の問題は sinx=siny x=y+2nπ または π-x=y+2nπ 0≦x<π, 0≦y<π/2 であることから x=y または π-x=y となります。 x=y となるのは(たまたま)0≦x<π/2 のとき π-x=y となるのは(たまたま)π/2<x<π のとき です。 ちなみに後者は π/2≦x<π と書かれていますが、 x=π/2のときは解がありませんので、答えは 1) 0≦x<π/2 のとき x=y 2) x=π/2 のとき 解なし 3) π/2<x<πのとき π-x=y とした方がいいです。
C 範囲を決めて場合分けする必要はありません。 Bで書いたように、一般的に考えると sinx=siny から x=y+2nπ または π-x=y+2nπ ですから、この後指定された範囲で解となるものを考えればよいのです。
|