| 例えばn=3,m=1の場合を考えます。○が4枚、×が2枚です。 (以下の説明は図を書いて考えて下さいね。) 条件を無視した場合の(4,2)に到達するパターン(最初は右)は 右右右右上上 右右右上右上 右右右上上右 右右上右右上 右右上右上右 右右上上右右 右上右右右上 右上右右上右 右上右上右右 右上上右右右 の10通りですね。このうちy=xにぶつかるのは後ろの5つで、 y=xにぶつかった後の「右」「上」を反転すると 右右上上右右 → 右右上上上上 右上右右右上 → 右上上上上右 右上右右上右 → 右上上上右上 右上右上右右 → 右上上右上上 右上上右右右 → 右上右上上上 になります。これは最初が「右」で(2,4)に到達するすべての パターンです。 「y=xにぶつかったところ」から(4,2)までの経路を y=xに関して反転すれば、(2,4)に到達しますよね。 逆に、(1,0)から(2,4)に到達するすべてのパターンは、 y=xにぶつかったところから先をy=xに関して反転すれば (4,2)に到達します。 つまり、 「(1,0)から(4,2)に到達するパターンのうちy=xにぶつかるもの」と 「(1,0)から(2,4)に到達するパターン」は一対一に対応していますので、 上に書いたように計算できるということです。
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