| 2011/11/13(Sun) 00:22:58 編集(投稿者)
質問ではなく添削をして頂きたいのですが、過日この掲示板で次の問題について 質問させていただきました。
>問題2:任意の実数x,yに対して、kとmを実数定数としたとき、 >k(|x|+|y|)≦√(x^2+y^2)≦m(|x|+|y|)が成立するようなkの最大値とmの最小値 >を求めよ。
>問題2解説:少なくとも(x,y)=(1,1),(1,0)の時にも与式は成立することが必要な >のでこれよりk≦√2/2、m≧1を出して、その後は十分性を示して終わり。
以前の私の希望は「(x,y)=(1,1),(1,0)の発想がどこから出てくるのか」という ことでした。そこで私なりに考え、次のような解法を考えたのですが、これを 正解としてもよいのかどうかについて質問させていただきます。
my解答:
rを正の実数、θを任意の実数とする時、r*cosθ及びr*sinθも任意の実数を表す。 x=r*cosθ,y=r*sinθとして、与えられた不等式に代入する。ここで、 r=0としたときは自明の式となるので、以後r≠0とする。すると
k(|cosθ|+|sinθ|)≦1≦m(|cosθ|+|sinθ|)・・・・・・★
となる。ここで、任意の実数nを用いて、関数f(θ)=n(|cosθ|+|sinθ|) のグラフを考える。するとf(θ)は任意のθにおいて、最大値を√2n、最小値をn としてとる関数ということが分かる(マクドナルドマークを連続させたような グラフになるかと思います。) n=k,m(k≦n≦m)の場合のf(θ)と、f(θ)=1の3つのグラフをそれぞれ同座標 平面上に図示したとき、★の不等式を満たすためにはn=kの時の最大値√2kが 1以下である必要があり、更にn=mの時の最小値mが1以上でなければならない。 よってk≦1/√2、m≧1となることが必要である。逆にこのとき★の不等式は成立 する(終)
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