| >>y=2+cosθ/1+sinθ を y=(2+cosθ)/(1+sinθ) と解釈して回答します。
x=1-sinθ (A) y=(2+cosθ)/(1+sinθ) (B) π/2≦θ≦π (C) とします。 (1) (C)よりcosθ≦0 ∴cosθ=-√{1-(sinθ)^2} これと(A)より cosθ=-√{1-(1-x)^2} =-√(2x-x^2) (A)' (A)(A)'より(B)は y={2-√(2x-x^2)}/(2-x) となります。
(2) (A)(B)よりx,yはそれぞれθと(C)において1対1に対応しています。 また(C)により 0≦x≦1 であることから0<x<1において(1)の結果を用いたxに対するyの増減を 考えても問題ありません。 ということで(1)の結果からdy/dxを求めて0<x<1における増減表を描きましょう。 (商の微分を使います。)
(3) (1)の結果を使うと ∫[1→0]ydx=∫[1→0]{{2-√(2x-x^2)}/(2-x)}dx =∫[1→0]{2/(2-x)}dx-∫[1→0]√{x/(2-x)}dx (D) ここで ∫[1→0]{2/(2-x)}dx=[-2log(2-x)][1→0]=2log2 (E) 問題は(D)の第2項についてですが √(2-x)=t と置くと 2-x=t^2 x=2-t^2 dx=-2tdt でx:1→0にt:1→√2が対応し ∫[1→0]√{x/(2-x)}dx=∫[1→√2]{{√(2-t^2)}/t}(-2t)dt =-2∫[1→√2]√(2-t^2)dt 更にt=(√2)sinuと置くとdt=(√2)cosuduで t:1→√2にu:π/4→π/2が対応し ∫[1→0]√{x/(2-x)}dx=-2(√2)∫[π/4→π/2]{(cosu)^2}du =-(√2)∫[π/4→π/2](1+cos2u)du =-(π/4-1/2)√2 (F) (D)(E)(F)より ∫[1→0]ydx=2log2+(π/4-1/2)√2 =log4+(π/4)√2-1/√2 となります。 注) (3)についてはもう少し簡単な計算方法があるかもしれません。 又、もし計算が間違っていたらごめんなさい。
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