| 2010/08/17(Tue) 18:36:46 編集(投稿者) 2010/08/17(Tue) 18:33:02 編集(投稿者)
は、次のような行列を使った2次形式という形に表すことができます。
ここで、列ベクトルを、真ん中の行列をとすると、この式は、
と表されます。 この真ん中の行列は対称行列なので、必ず対角行列にできることが保障されています。(これについては、線形代数の教科書をご覧ください) 実際、の固有値を求めると、
より、すべて正の固有値、となります。 これら3つの固有値に対する固有ベクトルを並べた行列を使ってとすると、
という形に書くことができます。 ここで、の関係があります。 対角行列は、固有値の大きい順に並べたものとすると、この問題では、となります。 つまり、とすると、
という形で表されるわけですが、これは楕円の式()を3次元に拡張したものになっていることがわかると思います。
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