| 2010/08/05(Thu) 00:10:34 編集(投稿者) 2010/08/04(Wed) 23:29:39 編集(投稿者)
この微分方程式の同次方程式は、次のようになります。
まず、これを解くと、と解を仮定して代入すると、
となるので、結局、
という代数方程式を解くことになります。 これは2次方程式の解の公式より、
となるので、任意定数をとして、
となります。 これでいいのですが、オイラーの公式、 を使えば、を任意定数として、
と書くこともできます。
以上は同次方程式の解ですが、一般解は、これに特殊解を加えたものになります。 この特殊解は、次のように求めることができます。
とすると、
なので、元の式に代入すると、
となります。 両辺では共通なので、
が成り立てばいいことになります。 に注意すると、結局、
となります。 ここでは2階の微分方程式の解を求めようとしているので、関数は高々2次の関数になるので、
と仮定して、を求めると、
なので、
より、
から、
を解いて、
を得ます。 つまり、
となります。
よって一般解は、先の同次方程式の解と今求めた特殊解の和として、
となります。 (やり方はこれでいいはずですが、1回しか計算していないので、間違いがあるかもしれません)
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