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■42218 / inTopicNo.1)  マクローリンの定理について質問です
  
□投稿者/ あく 一般人(7回)-(2010/07/27(Tue) 11:32:56)
    f(x)=e^9xとする。
    f(x)のn次マクローリン展開のx^n-1の項、剰余項をそれぞれ求めよ。

    という問題なのですが、
    f(x)をマクローリン展開すると

    1+x+81x^2/2!+729x^3/3!+・・・・+9x^n-1/(n-1)!+R_n(x)

    となりますよね。ここでいうx^n-1の項はなぜ9x^n-1/(n-1)!では
    ないのですか?x^n-1の形がちゃんと現われていると思います。
    {f^(n-1)(0)/(n-1)!}*x^(n-1)={9^(n-1)/(n-1)!}*x^(n-1)
    になるそうなんですが・・・。
    (教えていただいたものなので正確な答えじゃないかもしれません)
    また剰余項についても、(e^9θx/n!)*x^n (0<θ<1)ではなく
    {(9^n)*e^(9θx)/n!}*x^nになるのはなぜなのでしょうか?

    どうしてか分からずに困っています・・・。
    どなたか解説をよろしくお願いします

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■42219 / inTopicNo.2)  Re[1]: マクローリンの定理について質問です
□投稿者/ tokoro 一般人(46回)-(2010/07/27(Tue) 13:19:41)
    2010/07/27(Tue) 13:34:19 編集(投稿者)
    2010/07/27(Tue) 13:32:14 編集(投稿者)
    2010/07/27(Tue) 13:28:09 編集(投稿者)
    2010/07/27(Tue) 13:23:56 編集(投稿者)

    まず、関数のマクローリン展開とは、

    ですから、
    次導関数は、

    なので、での微分係数は、

    となります。
    よって、のマクローリン展開は、

    となります。
    ですから、質問で書かれている式は違いますね。
    を1階微分すると、、さらに微分して2階微分では、ですよね。

    以上は無限個の項の級数展開で表した式ですが、有限個の項の多項式展開では、マクローリン展開は、

    と表され、ここで剰余項は、

    で与えられます。
    ですから、の場合、

    となります。
    あなたの式では、剰余項はでの項としているので、として、

    となります。
    がつく理由は、これでわかると思います。
引用返信/返信 [メール受信/OFF] 削除キー/
■42220 / inTopicNo.3)  Re[2]: マクローリンの定理について質問です
□投稿者/ あく 一般人(8回)-(2010/07/27(Tue) 17:15:28)
    非常に詳しく解説をしていただき、ありがとうございました!
    おかげさまで理解することができました
解決済み!
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