| 2010/06/26(Sat) 19:53:01 編集(投稿者)
x>2となるのは、以下の解答例のii)のところに相当します。 以下の解答例のi), ii)をともに満たしていなければ、三角形を描くこと自体できません。
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i) 「三角形の3つの辺の長さはそれぞれ正の値をとる」ので、 x−1>0かつx>0かつx+1>0より、x>1かつx>0かつx>−1なので、x>1・・・(1) ※ 「三角形の最小の辺の長さが正の値をとる」ので、x−1>0より、x>1でもかまいません。
ii) 「三角形では、最長の辺の長さ<残りの2つの辺の長さの和」が成り立つので、 x+1<(x−1)+xより、x>2・・・(2) ※ 「三角形では、最長の辺の長さ<残りの2つの辺の長さの和」が成り立てば、 「三角形では、1つの辺の長さ<残りの2つの辺の長さの和」が各辺について成り立ちます。
iii) 「最大の内角をAとする鈍角三角形(最長の辺をaとする鈍角三角形)について、a^2>b^2+c^2」が成り立つので、 (x+1)^2>(x−1)^2+x^2より、x^2−4x<0となり、x(x−4)<0なので、0<x<4・・・(3) ※ 「内角Aが直角である直角三角形(斜辺がaである直角三角形)について、a^2=b^2+c^2」, 「最大の内角をAとする鋭角三角形(最長の辺をaとする鋭角三角形)について、a^2<b^2+c^2」となります。
題意をみたすとき、i), ii), iii)を全て満たすので、(1)かつ(2)かつ(3)より、2<x<4となる。
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