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■41992 / inTopicNo.1)  直交多項式
  
□投稿者/ 御手洗景子 一般人(9回)-(2010/06/24(Thu) 14:22:33)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id
    p1(x)=1
    p2(x)=(a1)x+(a2)
    p3(x)=(b1)x^2+(b2)x+(b3)
    p4(x)=(c1)x^3+(c2)x^2+(c3)x+(c4)
    とするとき,∫〔-1,1〕pn(x)pm(x)dx={1(n=mのとき)
                       {0(n≠mのとき)
    が成立するように定数a1,a2,b1,b2,b3,c1,c2,c3,c4を決定せよ。

    式がわかりにくいかもしれませんが,計算途中経過も詳しく教えてください。

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■41996 / inTopicNo.2)  Re[1]: 直交多項式
□投稿者/ tokoro 一般人(14回)-(2010/06/24(Thu) 22:54:16)
    2010/06/24(Thu) 22:58:10 編集(投稿者)

    これはルジャンドル多項式ですね。
    これで検索すれば、この問題の答が出てきますが、規格化(または正規化という)されていない場合は、ちょっと(見た目が)違うかもしれません。
    規格化していない場合、次の形と同じようになります。(係数が違うだけで、1つの多項式における係数の比は変わらない)




    以上がほぼ答になりますが、この問題は規格化したものを求めよということなので、以上のものとは係数が異なります。
    以下、簡単のため、などをと書きます。

    まず、から順に考えていきますが、
    を満たさなければならないので、改めてとすると、
    から、となります。
    つまり、です。(問題ではとなっていますが、を満たさないので正しくありません)

    次に、について考えますが、は、



    となります。
    これだけでは不十分で、の条件が加わり、これは、

    から、となります。
    よって、から、となります。
    つまり、となります。

    次に、について考えますが、は、



    となります。
    この他に、の条件が加わり、



    より、と、


    より、が得られます。
    ここまでの結果で、から、の形になるのは明らかでしょう。(は定数)
    残りは前と同様にやれば求まります。
    の場合も同様にやればいいです。

    以上の計算で、積分は偶関数・奇関数の性質を利用していて、いくらか計算量を減らせます。
    既にも答を示しているも同然なので、残りはご自分でやってください。
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■42004 / inTopicNo.3)  Re[2]: 直交多項式
□投稿者/ 御手洗景子 一般人(10回)-(2010/06/26(Sat) 14:26:00)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id
    ありがとうございます。
    一つ一つの計算の仕方は,覚えるしかないですね。
    b1=±3√10/2,b3=±√10/2
    c1=5√14/2,c2=0,c3=3√14/2,c4=0
    になりましたが…あまりよくわからないまま…これでいいのでしょうか?
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■42006 / inTopicNo.4)  Re[1]: 直交多項式
□投稿者/ tokoro 一般人(15回)-(2010/06/26(Sat) 16:54:14)
    2010/06/26(Sat) 16:57:04 編集(投稿者)

    ちょっと違うようです。
    私が計算すると、になりました。
    もしかして、の分母にあたるをルートから出すときにミスしていませんか?
    一応、私の方はを満たすことが確認できたのですが。(一度しかやっていないので、私がミスしている可能性もあります)
    それと、±出てきますが、どちらか一方にしぼっていいと思います。
    ここでは、に選んでおけばいいでしょう。

    を定数として、となるのは明らかなようですから、これを信じてからを求めることにすると、


    より、となります。
    これもを直すときに同じミスをしていませんか?
    のはずです。(分母・分子にをかけると分母は
    結局、になると思います。

    一応、念のため、もう一度ご自分でご確認ください。(私のミスもあるかもしれないので)
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■42215 / inTopicNo.5)  Re[4]: 直交多項式
□投稿者/ ぬるぽ 一般人(1回)-(2010/07/26(Mon) 23:02:03)
    つ[参考書]

    高木, 「解析概論」改訂第3版, 岩波書店 (1961.5)
     第3章 積分法 36. Legendre の球函数、 p.119-122


    森口・宇田川・一松 編,「数学公式III」, 岩波全書244 (1960.3)
      第IV篇 直交多項式、§21 Legendre の多項式, p.82-85

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