| 2010/05/20(Thu) 13:34:09 編集(投稿者)
・ 点P0(x0, y0) → 点P0の位置ベクトルは↑p0=(x0, y0) ・ 直線l:ax+by=c → y=−(a/b)x+(c/b) → 直線lの方向ベクトルは(1, −a/b) つまり、↑d=(b, −a) ・ 点Hの位置ベクトル↑h=(x0, y0)−{(ax0+by0-c)/(a^2+b^2)}(a,b) =(x0−a(ax0+by0-c)/(a^2+b^2), y0−b(ax0+by0-c)/(a^2+b^2)) → 点H(x0−a(ax0+by0-c)/(a^2+b^2), y0−b(ax0+by0-c)/(a^2+b^2)) なので、
↑PH=↑h−↑p0=(−a(ax0+by0-c)/(a^2+b^2), −b(ax0+by0-c)/(a^2+b^2))を用いて、 ↑PH・↑d=(計算)=0となれば、↑PH⊥↑dなので、直線PHと直線lは垂直に交わる…@となります。
点Hのx座標, y座標の値をax+byに代入して、ax+by=(計算)=cとなれば、点Hは直線l上に存在する…Aとなります。
@, Aがともに成り立てば、 座標平面上で点P0(x0, y0)から直線l:ax+by=cへ垂線を引いたとき、 この垂線と直線lの交点がHであることがわかります。 (点P0の座標と直線lの方程式から計算して点Hの座標を求める方法もあります。)
垂線の長さは、↑PH=(−a(ax0+by0-c)/(a^2+b^2), −b(ax0+by0-c)/(a^2+b^2))を用いて、 PH=√(|↑PH|^2)=(計算)=|ax0+by0−c|/√(a^2+b^2)となります。
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