| 2010/05/04(Tue) 01:12:18 編集(投稿者)
2:
@ 4つの式の積の部分について、4つの式を2つずつに分けてそれぞれ展開し、(○+□)(○+△)の形をつくります。
与式=(x−1)(x−7)×(x−3)(x−5)+15=(x^2−8x+7)(x^2−8x+15)+15となり、
A ○にあたるものを別の文字に置きかえてからいったん展開し、因数分解します。
ここで、A=x^2−8xとおくと、
与式=(A+7)(A+15)+15=(A^2+22A+105)+15=A^2+22A+120=(A+10)(A+12)となるので、
B Aで置きかえたものを元に戻し、因数である式それぞれについて因数分解ができるなら行ないます。
与式={(x^2−8x)+10}{(x^2−8x)+12}=(x^2−8x+10)(x^2−8x+12)=(x^2−8x+10)(x−6)(x−2)である。
3:
@ この形の式についてはx^2の項を2つに分けます。 一方はx^4, 定数項と合わせて○^2の形に因数分解し、他方は−□^2の形にします。
与式=x^4−2x^2−4x^2+1=(x^4−2x^2+1)−4x^2=(x^2−1)^2−(2x)^2となり、
A ○や□にあたるものを別の文字に置きかえて因数分解します。
ここで、A=x^2−1, B=2xとおくと、
与式=A^2−B^2=(A+B)(A−B)となるので、
B Aで置きかえたものを元に戻し、因数である式それぞれについて因数分解ができるなら行ないます。
与式={(x^2−1)+2x}{(x^2−1)−2x}=(x^2+2x−1)(x^2−2x−1)である。
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