| このゲームのルールでは、 それぞれx個, y個, z個ずつ玉を持っているP, Q, Rの3人がじゃんけんをしてPが勝った時、 P, Q, Rそれぞれの玉の個数は3x個, y−x個, z−x個となりますので、
(p=3x, q=y−x, r=z−xとおくと、)
じゃんけんをした後、勝った人Pの玉の個数をp個, 負けた2人Q, Rの玉の個数をそれぞれq個, r個とすると、 じゃんけんをする前、P, Q, Rそれぞれの玉の個数は(x=)p/3個, (y=q+x=)q+p/3個, (z=r+x=)r+p/3個となります。
この事を用いて1回分ずつさかのぼって計算をしていくと、 ゲーム終了時(5回目終了時) A:0個, B:0個, C:243個 5回目開始時(4回目終了時) C:243/3=81個, A:0+81=81個, B:0+81=81個 4回目開始時(3回目終了時) B:81/3=27個, C:81+27=108個, A:81+27=108個 3回目開始時(2回目終了時) B:27/3=9個, C:108+9=117個, A:108+9=117個 2回目開始時(1回目終了時) A:117/3=39個, B:9+39=48個, C:117+39=156個 1回目開始時(ゲーム開始時) A:39/3=13個, B:48+13=61個, C:156+13=169個 となり、最初にBが持っていた玉の個数は61個となります。
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