| 2009/08/25(Tue) 10:37:56 編集(投稿者) 2009/08/25(Tue) 10:37:52 編集(投稿者)
(1) 「変域」とは「値をとれる範囲」のことです。1次関数は直線のグラフなので、最大値・最小値はそれぞれのときになります。
[1] で,でなので、
[2] 同様にして
(2) (1)で見たとおり、1次関数は直線のグラフなのでyの変域の最大値・最小値をとるのはxの変域の最大値・最小値になります。ただし、1次関数はxの係数(この場合a)の符号により、それぞれ右肩上がりのグラフと右肩下がりのグラフになり様子が変わるので、場合分けが普通必要です。これは「のときをとり、のときをとる」という場合と「のときをとり、のときをとる」という場合の2つがあるということに対応します。
ただし、xの変域がであり、にを入れるとaの値に関係なくとなるのでこの問題の場合は「のときをとり、のときをとる」だけ調べれば十分です。
(解),を直線の式に代入すると,これを解くと.\。よってとなる。これは確かにのときとなりもう1つの条件を満たす。
(3) 1次関数のグラフは傾き(a)と切片(b)が分かれば1つに決まります。
[1] と傾きが同じだから、傾き3,切片が-4なので
[2] 傾きが2なので,これにを代入すると、なのでになるから、
[3] aもbもすぐには分かりませんが、2つ通る点が与えられているのでそれぞれに代入すると、
3=2a+b,2=-3a+b
これをa,bについての連立方程式として解くとなので
[4] に並行なので傾き1,にを代入するとでとなるから
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