| ■No379に返信(ジンさんの記事)
この問題のように,x の値に制限がある場合はグラフの軸の位置で場合分けします。
平方完成すると y=(x-a/2)^2-a^2/4+a となります。 これから,軸の方程式が x=a/2 とわかります。 以下で,軸と x 軸との交点の x 座標 a/2 のことを「軸の位置」と呼ぶことにします。
軸の位置が,区間 [-2,2] の内側か,外側かでまず大きく分けます。
軸の位置が区間 [-2,2] の内側にあるとき,つまり -2≦a/2≦2 のとき, グラフを描いてみるとわかりますが,グラフの頂点でこの関数は最小で,区間の両端,x=-2 または x=2 で関数は最大値をとります。
軸の位置が区間の外側にある場合はさらに2つの場合に分けられます。 軸が区間の左側に位置する場合と,右側に位置する場合です。 これも図を描いてみるとわかりますが, 軸が区間の左側にあるとき,つまり a/2<-2 のとき,関数は x=-2 で最小,x=2 で最大, 軸が区間の右側にあるとき,つまり 2<a/2 のとき,関数は x=-2 で最大,x=2 で最小 となります。
解説に書かれていたという「(i) a<4 のとき」は,よくわかりません。 a<-4, -4≦a≦4, 4<a の3タイプの場合分けが書いてあるはずだと思うのですが。
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