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■37086 / inTopicNo.1)  確率論・超幾何分布について
  
□投稿者/ ヒロシ 一般人(1回)-(2008/12/03(Wed) 20:18:14)
    超幾何分布のところで、公式らしき、
    煤ik=0,i)mCk・nCi-k=m+nCiというものを見つけました。

    これが実際的に、二項定理(1+a)~(m+n)=(1+a)~m+(1+a)~nを使って、
    a~iの係数を比べて上の公式が成り立つことは分かるのですが、
    上の式を証明する時に、

    @(1+a)~(m+n)=(1+a)~m+(1+a)~n
    A(1+a)~(m+n)=煤ii=0,m+n)m+nCi・a^i・・・(1)
    B(1+a)~m+(1+a)~n={(k=0,m)mCk・a~k}{(j=0,n)nCj・a~j}
    C=(k=0,m)(j=0,n)mCk・nCj・a~(k+j)
    D=(i=0,m+n)(k=0,i)mCk・nCm-k・a~i
    として、a~iの係数を比較して上の公式を示しているものを見つけたのですが、
    @〜Cまでの変形は分かるのですが、C⇒Dの変形が、
    なぜこうなるのでしょうか?

    i=k+jとして考えているのは分かるのですが、二重の狽フ変形がどのようになされているのか、もしくは実際的な意味から公式らしきものが成り立つと仮定して変形したものなのか、どなたか教えて頂けないでしょうか?
    よろしくお願い致します。


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■37091 / inTopicNo.2)  Re[1]: 確率論・超幾何分布について
□投稿者/ xy 一般人(15回)-(2008/12/04(Thu) 13:58:10)
    どう説明するのが分かり易いかわかりませんが、例えば kj-平面上の格子点を考えると、k+j は原点から各格子点までの "距離(のようなもの)"(マンハッタン距離)と考えることが出来て、原点からの "距離" が等しい格子点同士はy=-xに平行なある直線上に載っています。
    このとき、問題となっている5行目ではこの等 "距離" な点の数を "距離" ごとに数えてから "距離" に関する和をとっているということができます。

    それはともかく
    > これが実際的に、二項定理(1+a)~(m+n)=(1+a)~m+(1+a)~nを使って、
    式は の積もりだと思いますが、この式自体は二項定理ではなく指数法則を表していますね。もちろん解答では別のところで二項定理による展開を用いますが。

    > もしくは実際的な意味から公式らしきものが成り立つと仮定して変形したもの
    組合せ論では確かに同じものを二通りの仕方で数えることにより関係式を導くという手法が存在しますが、そのことはそこでの変形が妥当な演繹によって得られるかどうかとは無関係です。予想や仮定は結局は示さなければならないのだから、そこでそういう可能性を探っても仕方ありません。
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■37095 / inTopicNo.3)  Re[1]: 確率論・超幾何分布について
□投稿者/ 黄桃 一般人(1回)-(2008/12/05(Fri) 11:19:56)
    問題は正確に書きましょう。
    >C=(k=0,m)(j=0,n)mCk・nCj・a~(k+j)
    >D=(i=0,m+n)(k=0,i)mCk・nCm-k・a~i

    (5)の nC(m-k) は nC(i-k) の間違いですね。
    両者は実際には等しくありません。
    ただし、m≦n であって、aCb=0 (b>a) と約束すれば等しくなります(m≦nの条件は書いてありませんが、これがないとダメです)。

    よく分からない時は、m,n に具体的な数字を入れてみるのが基本です。聞く前に、何はともあれ具体例に当たってみることをおすすめします。

    m=1,n=2 の場合に書き下してみますので、一般の場合はご自分でどうぞ。
    (4)=(k=0,1)(j=0,2)1Ck・2Cj・a^(k+j)
    =1C0*2C0*a^0+1C0*2C1*a+1C0*2C2*a^2 + 1C1*2C0*a+1C1*2C1*a^2+1C1*2C2*a^3
    =(1C0*2C0)*1+(1C0*2C1+1C1*2C0)*a + (1C0*2C2+1C1*2C1)*a^2+(1C1*2C2)*a^3
    =(1C0*2C0)*1+(1C0*2C1+1C1*2C0)*a + (1C0*2C2+1C1*2C1+1C2*2C0)*a^2+(1C0*2C3+1C1*2C2+1C2*2C1+1C3*2C0)*a^3 (b>a の時aCb=0 としてます)
    =Σ_[k=0,0](1Ck*2C(0-k))*1+Σ_[k=0,1] 2Ck*1C(1-k)*a + Σ_[k=0,2] 2Ck*1C(2-k)*a^2+Σ_[k=0,3] 2Ck*1C(3-k) a^3
    =Σ_[i=0,3] Σ_[k=0,i] (2Ck*1C(i-k))*a^i
    =(5)

    #出典は玉川ですかね。
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■37124 / inTopicNo.4)  Re[2]: 確率論・超幾何分布について
□投稿者/ ヒロシ 一般人(2回)-(2008/12/09(Tue) 10:44:05)
    xyさん、黄桃さん、お返事ありがとうございます。
    また問題上のミスも多くすみませんでした・・・。

    Dは=(i=0,m+n)(k=0,i)mCk・nCi-k・a~iで、
    (1+a)~m+n=(1+a)~m*(1+a)~nです。
    申し訳ないです。

    質問の仕方が悪かったと思うのですが、
    黄桃さんの言われたように、
    実際の数字をm、nに入れてC⇒Dが成り立つのは分かるのですが、
    (数字を入れて成り立つ事は自分でも試してみました)
    C⇒Dを実際に数字を入れて成り立つ事を説明したり、
    背理法による証明なしで、
    @〜Dまでの式変形のみで(k=0,i)mCk・nCi-k=m+nCiを示して
    使用しているものを、某大学の教授のPDFから見つけたので、
    私の知らない狽フ式変形によるC⇒Dへの移行の仕方が
    あるのかと思って今回質問しました。

    分かりづらい質問の仕方をしてしまってすみませんでした。



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■37125 / inTopicNo.5)  Re[3]: 確率論・超幾何分布について
□投稿者/ xy 一般人(16回)-(2008/12/09(Tue) 11:51:49)
    > 私の知らない狽フ式変形によるC⇒Dへの移行の仕方が
    > あるのかと思って今回質問しました。

    すでに述べたように、第一象限に長方形状に並んだ格子点を、原点に近い順に斜めに辿って和を取っているだけなのだが…
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