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■35532 / inTopicNo.1)  別解希望…
  
□投稿者/ math☆ 一般人(5回)-(2008/09/07(Sun) 14:16:25)
    実数a,bに対して、3次方程式x^3+ax^2+bx+1=0は1つの実数解と2つの虚数解をもちβ=α^3(これらは虚数)が成り立つ。
    このとき、α、β、a,bを求めよ。


    与式の左辺をf(x)とおく微分してf'(x)

    f'(α)=0,f'(β=α^2)=0より
    α=pi+q(p,qは実数でp≠0)とおける
    上に代入して…とすると未知数4つに対し方程式4本なので
    求められるとおもうのですが、如何せん計算量が膨大なので
    もっとうまいやり方がないのかと思い、相談させていただきました。
    解と係数でもやってみたのですが、答えが求めりませんでした。

    お願いします。。
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■35537 / inTopicNo.2)  Re[1]: 別解希望…
□投稿者/ WIZ ベテラン(237回)-(2008/09/07(Sun) 15:52:46)
    複素数解をα,βとして、β = α^3となると解釈して良いですか?
    またはβ = α^2ですか? この点が明確にならないと回答できません。

    後半のご自身解法については方針が良く分かりません。
    「f'(α)=0,f'(β=α^2)=0」の部分は、何故そうだと思われるのでしょう?
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■35541 / inTopicNo.3)  Re[2]: 別解希望…
□投稿者/ math☆ 一般人(6回)-(2008/09/07(Sun) 16:49:49)
    β = α^2でした。すいません。
    なぜならば、グラフを書くと、そうなりませんか?
    3次関数のグラフはx軸と1点でしか交わらないわけですし・・・
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■35547 / inTopicNo.4)  Re[3]: 別解希望…
□投稿者/ Conj 一般人(1回)-(2008/09/07(Sun) 18:28:00)
    No35541に返信(math☆さんの記事)
    > β = α^2
    が共役な複素数を用いて
    x^3 + 2*x^2 + 2*x + 1=0を得ます。(導いてください)
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■35553 / inTopicNo.5)  Re[4]: 別解希望…
□投稿者/ math☆ 一般人(7回)-(2008/09/07(Sun) 22:22:35)
    Coniさん、そこのところをもう少し教えていただけませんか?
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■35554 / inTopicNo.6)  Re[5]: 別解希望…
□投稿者/ Conj 一般人(2回)-(2008/09/07(Sun) 22:37:20)
    2008/09/07(Sun) 22:44:59 編集(投稿者)

    No35553に返信(math☆さんの記事)
    > Coniさん、そこのところ
    In[43]:=
    α = A + B*I;
    Expand[α^2]
    ComplexExpand[{Re[%], Im[%]}]

    Out[44]=
    A^2 + 2*I*A*B - B^2

    Out[45]=
    {A^2 - B^2, 2*A*B}

    In[46]:=
    Solve[{A, -B} == {A^2 - B^2, 2*A*B}, {A, B}]<----注視して!

    そこのところ
     うまく伝えて


    Out[46]=
    {{A -> 0, B -> 0}, {A -> 1, B -> 0},
    {B -> -(Sqrt[3]/2), A -> -(1/2)},
    {B -> Sqrt[3]/2, A -> -(1/2)}}

    In[47]:=
    α /. {B -> -(Sqrt[3]/2), A -> -(1/2)}
    Expand[%^2]

    Out[47]=
    -(1/2) - (I*Sqrt[3])/2

    Out[48]=
    -(1/2) + (I*Sqrt[3])/2

    1973年(S.48)、ペドロ&カプリシャスのヒット曲です。
    歌詞
      阿久 悠  ジョニイが来たなら 伝えてよ
     二時間待ってたと
     割と元気よく 出て行ったよと
     お酒のついでに話してよ
     友だちなら そこのところ
     うまく伝えて

     ジョニイが来たなら 伝えてよ
     わたしは大丈夫
     もとの踊り子で また稼げるわ
     根っから陽気に出来てるの
     友だちなら そこのところ
     うまく伝えて


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■35556 / inTopicNo.7)  Re[6]: 別解希望…
□投稿者/ Conj 一般人(3回)-(2008/09/07(Sun) 23:27:38)
    No35554に返信(Conjさんの記事)
    > 2008/09/07(Sun) 22:44:59 編集(投稿者)
    >
    > ■No35553に返信(math☆さんの記事)
    >>Coniさん、そこのところ
    > そこのところ
    >  うまく伝えて

    実部=0虚部=0の交点として
    巧く伝えたァーい。
    サービス 満点 至れりツクせり; 添付図
693×502 => 250×181

1220797658.gif
/6KB
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■35557 / inTopicNo.8)  Re[3]: 別解希望…
□投稿者/ WIZ ベテラン(243回)-(2008/09/08(Mon) 00:57:37)
    f(x) = x^3+ax^2+bx+1 = 0の解を、実数t, 複素数α,α^2とします。
    # α^2 = βとします。

    解と係数関係より、
    t+α+α^2 = -a・・・・・(1)
    tα+tα^2+α*α^2 = b・・・・・(2)
    tα*α^2 = -1・・・・・(3)

    (3)より、t ≠ 0ですから、α^3 = -1/t・・・・・(4)
    1/(t^(1/3)) = uとおくと、(4)より、(α+u)(α^2-uα+u^2) = 0
    uは実数、αは複素数なので、αは、
    α^2-uα+u^2 = 0・・・・・(5)
    の解です。

    (1)より、α^2 = -a-t-αです。これを(5)に代入して、
    (-a-t-α)-uα+u^2 = 0 ⇒ (1+u)α = u^2-a-tとなります。
    もし、1+u ≠ 0とすると、(1+u)αは実数でない複素数であり、
    これが実数u^2-a-tに等しいことになり不合理です。
    よって、1+u = 0, u^2-a-t = 0とならなければなりません。

    u = -1, t = u^3 = -1, a = u^2-t = 2となります。
    (5)はα^2+α+1 = 0となり、α = (-1±i√3)/2となります。
    # α = (-1+i√3)/2のとき、α^2 = (-1-i√3)/2です。
    # α = (-1-i√3)/2のとき、α^2 = (-1+i√3)/2です。
    また、α^2+α = -1, α^3 = 1です。

    (2)より、b = (-1)(-1)+1 = 2となります。

    以上から、f(x) = x^3+2x^2+2x+1となります。

    逆に、f(x) = x^3+2x^2+2x+1 = (x+1)(x^2+x+1)の場合、
    解は、x = -1という実数と、x = (-1±i√3)/2という2つの複素数であり、
    {(-1+i√3)/2}^2 = (-1-i√3)/2, {(-1-i√3)/2}^2 = (-1+i√3)/2ですから、
    題意を満たします。

    以上から、a = b = 2,
    {α,β} = {(-1+i√3)/2,(-1-i√3)/2}または{(-1-i√3)/2,(-1+i√3)/2}
    となります。
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■35559 / inTopicNo.9)  Re[4]: 別解希望…
□投稿者/ math☆ 一般人(8回)-(2008/09/08(Mon) 01:32:29)
    WIZ様、明快な解答を示していただいてありがとうございます。
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■35564 / inTopicNo.10)  Re[5]: 別解希望…
□投稿者/ 豆 付き人(75回)-(2008/09/08(Mon) 09:22:03)
    2008/09/08(Mon) 09:24:01 編集(投稿者)

    問題が不明確ですが、
    (1)β=α^3の場合、(こう書かれています)
    実係数なので、β=α~=α^3
    絶対値を取れば|α|=1
    よって、根と係数の関係から、実根をtとすると、
    tαα~=t=-1
    α=cosθ+isinθ とおくと、
    cos(3θ)+isin(3θ)=cos(-θ)+isin(-θ)
    3θ=-θ+2nπ
    θ=nπ/2
    αは虚数なので、結局3根は-1、±i

    (2)β=α^2の場合、(途中から変わっています)
    実係数なので、β=α~=α^2
    絶対値を取れば|α|=1
    よって、根と係数の関係から、実根をtとすると、
    tαα~=t=-1
    α=cosθ+isinθ とおくと、
    cos(2θ)+isin(2θ)=cos(-θ)+isin(-θ)
    2θ=-θ+2nπ
    θ=2nπ/3
    αは虚数なので、結局3根は-1、(-1±i√3)/2

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■35565 / inTopicNo.11)  Re[6]: 別解希望…
□投稿者/ WIZ ベテラン(244回)-(2008/09/08(Mon) 09:53:36)
    豆さんへ
    > 問題が不明確ですが、

    途中のレスをとばさず全部読みましょう。
    私も同じ疑問(β = α^3なのかβ = α^2なのか)を感じて質問者に確認しました。
    結果、問題はβ = α^2であるとの返信をもらっています。
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■35566 / inTopicNo.12)  Re[7]: 別解希望…
□投稿者/ 豆 付き人(76回)-(2008/09/08(Mon) 10:04:45)
    失礼しました。
    ただ、それはあまり問題ではなく、異なるやり方を
    示しただけですので。
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■35567 / inTopicNo.13)  Re[5]: 別解希望…
□投稿者/ Conj 一般人(4回)-(2008/09/08(Mon) 11:03:48)
    http://page.freett.com/NonSection/jonyhenodengon.htm
    > β = α^2
    (再掲;)
    が共役な複素数を用いて
    x^3 + 2*x^2 + 2*x + 1=0を得ます。
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    そこのところ  うまく伝えて  うまく伝えて みます;
    α = A + B*I;
    Expand[α^2]
    ComplexExpand[{Re[%], Im[%]}]
    ={A^2 - B^2, 2*A*B}

    {A, -B}={A^2 - B^2, 2*A*B}を解けばよい。

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■35593 / inTopicNo.14)  Re[6]: 別解希望…
□投稿者/ math☆ 一般人(9回)-(2008/09/08(Mon) 23:04:24)
    豆さん、問題は「β=α^2」です。
    あと、絶対値を取れば|α|=1というのはどこから求められるのですか?

    WIZさん、上に書いた自分の方針:f(x)は極値をもつ⇒f'(α)=0,f'(β=α^2)=0
    と考えたのですが、これについて再度言及願いたいのですが...スレが長くなってしまいますかね?


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■35595 / inTopicNo.15)  Re[7]: 別解希望…
□投稿者/ 豆 付き人(77回)-(2008/09/09(Tue) 07:05:10)
    >絶対値を取れば|α|=1というのはどこから求められるのですか?
    β=α~=α^2
    絶対値を取って、
    |α~|=|α^2|
    ∴|α|=1

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■35596 / inTopicNo.16)  Re[7]: 別解希望…
□投稿者/ WIZ 大御所(252回)-(2008/09/09(Tue) 07:08:09)
    > WIZさん、上に書いた自分の方針:f(x)は極値をもつ⇒f'(α)=0,f'(β=α^2)=0
    > と考えたのですが、これについて再度言及願いたいのですが...スレが長くなってしまいますかね?

    f(x) = x^3+ax^2+bx+1という3次関数が極値を持つためには、
    1階導関数f'(x) = 3x^2+2ax+bに対してf'(x) = 0が実数解を持つ必要があります。

    この問題ではf'(x) = 0は2次方程式ですから、2つの異なる実数解となることが必要です。
    # f'(x) = 0は実数係数の2次方程式ですから、重解を持てばそれは実数解です。
    # f'(x) = 0が重解を持てば、それはf''(x) = 0の解でもあり、f(x)の変曲点となってしまいます。

    以上からf(x)が極値を持つならば、αとβは実数でない複素数ですから、
    これらがf'(x) = 0の解となることはありえません。

    この方針(?)で、f(x) = 0が1個の実数解しか持たないという問題を考える場合、
    以下のどれか1つが成立すれば良いです。(以下のどれか2つ以上が同時に成立することはありません。)
    (1)f(x)は極値を持たない。
     ⇒f'(x) = 0が実数解を持たない。判別式D = a^2-3b < 0
    (2)f(x)は極値を持ち、極大値が負である。
     ⇒f'(x) = 0が2つの異なる実数解を持つ。判別式D = a^2-3b > 0, f((-a-√D)/3) < 0
    (3)f(x)は極値を持ち、極小値が正である。
     ⇒f'(x) = 0が2つの異なる実数解を持つ。判別式D = a^2-3b > 0, f((-a+√D)/3) > 0

    上記と、αとβ = α^2がf(x) = 0の解であるこを組み合わせてこの問題が解けるのかどうかは
    分かりませんが。
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■35615 / inTopicNo.17)  最後の質問
□投稿者/ math☆ 一般人(10回)-(2008/09/09(Tue) 23:04:44)
    WIZさん、自分の誤りをようやく自覚できました。ありがとうございます。

    最後に1つだけ質問してもよろしいでしょうか?

    >>1/(t^(1/3)) = uとおくと
    の箇所ですが、何をねらって(!?)このような変数置き換えをなさったのでしょうか?なんとなくはわかるのですが(後半を読むと)
    WIZさんから直接にご指導いただきたく、質問させていただきました。

    よろしくお願いします。
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■35620 / inTopicNo.18)  Re[9]: 最後の質問
□投稿者/ WIZ 大御所(258回)-(2008/09/10(Wed) 00:30:56)
    >> 1/(t^(1/3)) = uとおくと
    > の箇所ですが、何をねらって(!?)このような変数置き換えをなさったのでしょうか?

    計算の見通しを良くするためです。

    α^3 = -1/tから、α^3+1/t = 0ですよね。
    これを直接{α+1/(t^(1/3))}{α^2+1/(t^(1/3))*α+1/(t^(2/3))} = 0
    と変形(因数分解)しても良かったのですが、分かり難いと思いました。

    そこで、1/(t^(1/3)) = uすなわち1/t = u^3とおくと、
    α^3+1/t = α^3+u^3 = (α+u)(α^2+αu+u^2)と因数分解が分かり易く
    なると思い、置き換えました。
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■35621 / inTopicNo.19)  本当に最後です!
□投稿者/ math☆ 一般人(11回)-(2008/09/10(Wed) 00:44:17)
    そういうことでしたか、あと最後と言ってしまったあとで申し訳ないのですが、
    題意から「因数分解」するという発想は当初は「奇抜」なことのように感じました。しかし、解と係数の3条件だけでは論理の展開がうまくいかないので、第3式から因数分解という発想に至ったと(このように)解釈してよろしいでしょうか?

    お願いします。
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■35622 / inTopicNo.20)  Re[11]: 本当に最後です!
□投稿者/ WIZ 大御所(259回)-(2008/09/10(Wed) 01:30:29)
    感じたり、解釈したりするのはmath☆さんの自由なので、私の関与するところではありません。

    > 解と係数の3条件だけでは論理の展開がうまくいかないので、第3式から因数分解という発想に至った

    いまひとつ(私に)確認したいことが何なのか良く分からないのですが、
    未知数4個より、立てられた式の数が3個と少ないため、未知数を決定できないと
    思われているのなら、それは間違いです。

    実数と複素数が混在している場合は、例えば以下のような例があります。
    「実数である未知数x,yに対して、x+yi = 1+2iならばx,yの値は?」という問題は
    式がx+yi = 1+2iの1個で、未知数はx,yと2個ですが、x = 1, y = 2と論理的に解けます。
    # 勿論、未知数x,yが実数であるという条件があるから解けるのですが。
    # x,yが複素数でも良いのなら決定不能です。

    私の立てた3つの式にて、t,a,bが実数、αが実数でない複素数という条件を積極的に使えば、
    3つの式で4つの未知数の値を論理的に決定できたという訳です。

    あと因数分解だって論理展開の一部ですよね。
    「A = 0かつA = BCならば、B = 0またはC = 0」っていう推論は結構使いますよね?
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