| 2008/06/23(Mon) 16:55:54 編集(投稿者) 2008/06/23(Mon) 16:53:09 編集(投稿者) 2008/06/23(Mon) 16:53:00 編集(投稿者)
待遇法ではなく対偶法です。
m,nは整数としておきます。 ・対偶法 m^2+n^2が偶数⇒m+nは偶数を証明します。 m^2+n^2=2k(kは0以上の整数)とおくと、 (m+n)^2=m^2+n^2+2mn=2k+2mn=2(k+mn) (1)と同様に、a^2が偶数ならばaは偶数という命題が成り立つので、 (m+n)^2が偶数であることからm+nは偶数であると言えます。 したがって対偶が証明されました。
・背理法 m+nが奇数ならばm^2+n^2は偶数と仮定します。 m+n=2p+1、m^2+n^2=2qとおきます。 m^2+n^2=(m+n)^2-2mn=(2p+1)^2-2mn=4p^2+4p+1-2mn =2(2p^2+2k-mn)+1=2q となります。 2(2p^2+2k-mn)+1=2q は左辺は奇数であるのに対し、右辺は偶数となっており、 矛盾しています。 よってm^2+n^2は偶数という仮定が間違っていることが分かります。
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