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■33309 / inTopicNo.1)  待遇法と背理法
  
□投稿者/ kiwame 一般人(1回)-(2008/05/27(Tue) 00:47:06)
    頭の中がパニックになってます。
    すみませんが、教えて下さい。
    お願いします。

    次の命題p,qについてp⇒qを待遇法と背理法の2通りで証明しなさい。
    (1)p=n^2は奇数、q=nは奇数
    (2)p=m+nは奇数、q=m^2+n^2は奇数
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■33310 / inTopicNo.2)  Re[1]: 待遇法と背理法
□投稿者/ N 付き人(73回)-(2008/05/27(Tue) 08:38:16)
    (1)
    p⇒qの対偶はqの否定⇒pの否定です。
    故に、nは奇数でない⇒n^2は奇数でないを示せばいいでしょう。
    奇数でないなら偶数なので、nが偶数なら、n=2mより、n^2=4m^2で偶数。
    対偶が真なので、p=n^2は奇数、q=nは奇数は成立します。

    次に、背理法は証明する事柄の否定を考え、矛盾を導き出すものです。
    n^2は奇数ならばnは偶数(奇数ではない)と仮定します。
    n^2=2m+1とします。さて、nは偶数より、n=2kとおきます。(mとkはnがどう定義されているか知りませんが、整数か自然数でしょう)

    すると(2k)^2=4k^2=2m+1となります。そうしたら、4k^2-2m=1、2(2k^2-m)=1となり、2の倍数=1となり、これは矛盾です。
    よって、仮定が違うので、p=n^2は奇数、q=nは奇数。

    (2)もこんなやり方でいいと思います。
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■33882 / inTopicNo.3)  Re[2]: 待遇法と背理法
□投稿者/ kiwame 一般人(2回)-(2008/06/23(Mon) 16:02:38)
    Nさん、ありがとうございます。

    (2)を自分でやってみました。
    しかし、わからないところがあります。
    皆さん、ご教授をお願いします。

    待遇法
    гq→m^2+n^2は奇数ではない。
      →m^2+n^2は偶数
      →m^2+n^2は2kとあらわすことができる。(kは自然数)
      →(m+n)^2=2k
      →m+n=√(2k)
      →m+nは奇数ではない
      →гp

    背理法
    гq→m^2+n^2は奇数ではない。
      →m^2+n^2は偶数
      →m+n=2k+1  (kは自然数)
      →m^2+n^2=2g (gは自然数)
      →√(2g)=2k+1 (?????)

    ここから、わからなくなってしまいました。
    待遇法も間違っているかもしれません。
    よろしくお願いします。
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■33883 / inTopicNo.4)  Re[3]: 待遇法と背理法
□投稿者/ grin 一般人(26回)-(2008/06/23(Mon) 16:47:58)
    2008/06/23(Mon) 16:55:54 編集(投稿者)
    2008/06/23(Mon) 16:53:09 編集(投稿者)
    2008/06/23(Mon) 16:53:00 編集(投稿者)

    待遇法ではなく対偶法です。

    m,nは整数としておきます。
    ・対偶法
    m^2+n^2が偶数⇒m+nは偶数を証明します。
    m^2+n^2=2k(kは0以上の整数)とおくと、
    (m+n)^2=m^2+n^2+2mn=2k+2mn=2(k+mn)
    (1)と同様に、a^2が偶数ならばaは偶数という命題が成り立つので、
    (m+n)^2が偶数であることからm+nは偶数であると言えます。
    したがって対偶が証明されました。

    ・背理法
    m+nが奇数ならばm^2+n^2は偶数と仮定します。
    m+n=2p+1、m^2+n^2=2qとおきます。
    m^2+n^2=(m+n)^2-2mn=(2p+1)^2-2mn=4p^2+4p+1-2mn
    =2(2p^2+2k-mn)+1=2q
    となります。
    2(2p^2+2k-mn)+1=2q は左辺は奇数であるのに対し、右辺は偶数となっており、
    矛盾しています。
    よってm^2+n^2は偶数という仮定が間違っていることが分かります。

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■33888 / inTopicNo.5)  Re[4]: 待遇法と背理法
□投稿者/ kiwame 一般人(3回)-(2008/06/24(Tue) 00:01:26)
    grinさん
    ご教授ありがとうございます。

    対偶法では、とんでもないミスを犯していましたね…。
    本当にありがとうございました。
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