| 一問目) y軸に対称ですので b=0 (A) 一方f(x)=ax^2+bx+cを ∫[-1→1]f(x)dx=2 ∫[1→2]f(x)dx=3 に代入して積分を計算すると、a,b,cについての方程式が二つできますので (A)をそれらと連立して解きます。
二問目) {F(x)+G(x)}´=18x (A) {F(x)-G(x)}´=2(x−1) (B) F(0)=7 (C) G(2)=8 (D) とします。 {(A)+(B)}/2より F'(x)=10x-1 (E) {(A)+(B)}/2より G'(x)=8x+1 (F) (E)(F)をそれぞれ積分し、(C)(D)を代入して任意定数の値を求めます。
三問目) f(x)−∫[0→1](x−t)f(t)dt=x−1 (A) とします (A)より f(x)-x∫[0→1]f(t)dt+∫[0→1]tf(t)dt=x-1 ∴f(x)=x{1+∫[0→1]f(t)dt}-1-∫[0→1]tf(t)dt (A)' (A)'の右辺の積分の式は全て定数になりますので f(x)=ax+b (B) と置くことができます。 後は (B)を(A)'に代入して積分を計算し、両辺の係数を比較して a,bについての連立方程式を導きます。
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