| > (2)と(3)の条件が矛盾してませんか? (1)(2)(3)と小問がある場合、特に断りがない限り条件は独立したものです。
ましてや、1行目に「・・それぞれ以下のようになるためのmの条件を求めよ。」と「それぞれ・・」とも書かれているので、独自の条件で1つづつ解いていけばよいので、矛盾はありません。
手順ですが、2つの実数解とあるので 判別式D>0 でなければなりません。 2つの解を α,β とすると α+β=1/m ,α*β=−2/m ・・・(イ) となります。 その上で(1)(2)(3)の小問を解きます。 (1) では 「2つの解がともに-1より大きい。」⇔「α>-1,β>-1」 ⇔「α+1>0,β+1>0」⇔「(α+1)+(β+1)>0 かつ(α+1)(β+1)>0」
(2) では 「1つの解は1より大きく、他の解は1より小さい。」 ⇔「(α−1)と(β−1)は異符号」⇔「(α−1)(β−1)<0」
(3) では 「2つの解の絶対値がともに1より小さい。」 ⇔「|α|<1 ,|β|<1」⇔「α^2<1 ,β^2<1」 ⇔「(α^2-1)+(β^2-1)<0 かつ (α^2-1)(β^2-1)>0」
各条件をこのように置き換えて、(イ)を用いればよいでしょう。
(こう考えれば、初めから m>0とm<0の場合分けはしなくてもよいでしょうが、解いていく課程でmの正,負で場合わけが必要になるかもしれません。)
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