| ■No3043に返信(みんさんの記事)
次のようにして解きます。
まずPの軌跡をパラメータ表示します。 大円の中心を原点Oに、小円の中心をCとし、小円と大円の接点をTとします。 Pの始点をS=(10,0)、終点をGとします。 OP=(rsinθ.rcosθ)とおきます。
まず∠SOTをt、∠TCPをsとおくと与えられた条件から 10t=3sが成り立つので、 OP=(rsinθ.rcosθ) =(7cost,7sint)−(3coss,3sins) =(7cost-3cos10t/3,7sint-3sin10t/3)★ とPはtで表示できます。
次にPの軌跡SGを一辺とする図形SGOの面積を考えましょう。 (この部分の面積が分かれば事実上問題は解けています)
一般に極座標表示された点が原点中心に掃く面積は ∫r^2/2dθ ・・・☆ で求められるので、問題はr^2をtで、dθをtとdtで表すことに帰着されます。
まずr^2については上の表示★から簡単に (7cost-3cos10t/3)^2+(7sint-3sin10t/3)^2 と表されます。
残るはdθですが、 @-rsinθdθ=(-7sint+10sin10t/3)dt (Pのx座標に関する★の等式を微分)。 一方 A-rsinθdθ=(-7sint+3sin10t/3)dθ (Pのy座標に関する★の等式)
ですので、@とAの右式を比較すれば、dθがdtとtで表せます。
よって☆を変数変換することで積分が計算できます。
最後に:
☆を使わない解法を思いつけませんでした。 すみません。
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