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■3043 / inTopicNo.1)  NO TITLE
  
□投稿者/ みん 一般人(1回)-(2005/08/20(Sat) 00:09:08)
    半径10の円Cがあります。半径3の円盤Dを、円Cに内接させながら、円Cの円周に沿って滑ることなく転がす。円盤Dの周上の一点をPとする。
    点Pが、円Cの円周に接してから再び円Cの円周に接するまでに描く曲線は、
    円Cを2つの部分に分ける。それぞれの面積を求めよ。


    宿題の最後の問題なんですが、まったく分かりません。
    何方か解き方を教えてください。
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■3079 / inTopicNo.2)  Re[1]: NO TITLE
□投稿者/ moomin 一般人(38回)-(2005/08/20(Sat) 20:13:01)
http://user.ecc.u-tokyo.ac.jp/~g441069/HP/
    No3043に返信(みんさんの記事)

    次のようにして解きます。

    まずPの軌跡をパラメータ表示します。
    大円の中心を原点Oに、小円の中心をCとし、小円と大円の接点をTとします。
    Pの始点をS=(10,0)、終点をGとします。
    OP=(rsinθ.rcosθ)とおきます。

    まず∠SOTをt、∠TCPをsとおくと与えられた条件から
    10t=3sが成り立つので、
    OP=(rsinθ.rcosθ)
    =(7cost,7sint)−(3coss,3sins)
     =(7cost-3cos10t/3,7sint-3sin10t/3)★
    とPはtで表示できます。

    次にPの軌跡SGを一辺とする図形SGOの面積を考えましょう。
    (この部分の面積が分かれば事実上問題は解けています)

    一般に極座標表示された点が原点中心に掃く面積は
    ∫r^2/2dθ ・・・☆
    で求められるので、問題はr^2をtで、dθをtとdtで表すことに帰着されます。

    まずr^2については上の表示★から簡単に
    (7cost-3cos10t/3)^2+(7sint-3sin10t/3)^2
    と表されます。

    残るはdθですが、
    @-rsinθdθ=(-7sint+10sin10t/3)dt (Pのx座標に関する★の等式を微分)。
    一方
    A-rsinθdθ=(-7sint+3sin10t/3)dθ  (Pのy座標に関する★の等式)

    ですので、@とAの右式を比較すれば、dθがdtとtで表せます。

    よって☆を変数変換することで積分が計算できます。

    最後に:

    ☆を使わない解法を思いつけませんでした。
    すみません。





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