| C1:y=x^2 (A) とします。 C2の半径をrとするとC2の方程式は (x-t)^2+(y-2)^2=r^2 題意からC2は点(0,0)を通りますので r^2=t^2+4 ∴C2:(x-t)^2+(y-2)^2=t^2+4 (B)
(1) 題意から(A)(B)をx,yについての連立方程式と見てyを消去した方程式 (x-t)^2+(x^2-2)^2=t^2+4 (C) の解がa,b,c,0であることが分かります。 ここで(C)より x^2-2tx+x^4-4x^2=0 x(x^3-3x-2t)=0 ∴a,b,cはxの三次方程式 x^3-3x-4t=0 の解ですので、解と係数の関係より a+b+c=0 (D) 一方、△ABCの重心のx座標は(a+b+c)/3ですので (D)より△ABCの重心のx座標は0 よって問題の命題は成立します。
(2) 方針だけ。 (1)の過程から問題はxの三次方程式 x^3-3x-2t=0 が異なる三つの実数解を持つためのtの値の範囲を求めることに帰着します。 そこで f(x)=x^3-3x-2t と置いてy=f(x)のグラフがx軸と異なる三点で交わる条件を考えましょう。
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