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■28443 / inTopicNo.1)  漸化式の関数がらみ
  
□投稿者/ kouhei masuura 一般人(3回)-(2007/10/06(Sat) 14:35:00)
    f(x)=x^2+px+q(p,qは自然数の定数)に対して
    a_1=1、a_(n+1)=f(a_n)  (n=1、2、3、・・・)
    によって定義される数列{a_n}がある。

    (1)a_nを3で割った余りをb_n(b_n=0、1、2)とする時、b_(n+1)-f(b_n)は3の倍数であることを示せ。
    (2)1≦p≦3m、1≦q≦3m(mは自然数)とする。このとき、{a_n}のすべての項が3で割り切れないような(p,q)の組の数をmで表せ。

    割り算が絡んでくると、どうしたらよいか分からなくて・・・どなたかお助け下さい。
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■28467 / inTopicNo.2)  Re[1]: 漸化式の関数がらみ
□投稿者/ X 付き人(68回)-(2007/10/07(Sun) 11:58:12)
    b[n+1]-f(b[n])は3の倍数
    ⇔f(b[n])を3で割った余りがb[n+1] (A)
    ∴(A)を証明します。
    a[n]を3で割ったときの商をc[n]とすると
    a[n]=3c[n]+b[n]
    ∴a[n+1]=f(a[n])
    =(3c[n]+b[n])^2+p(3c[n]+b[n])+q
    =3{{3c[n]}^2+2b[n]c[n]+pc[n]}+{b[n]}^2+pb[n]+q
    =3{{3c[n]}^2+2b[n]c[n]+pc[n]}+f(b[n]) (A)
    (A)の
    3{{3c[n]}^2+2b[n]c[n]+pc[n]}
    は3で割り切れますので、
    f(b[n])を3で割った余りはa[n+1]を3で割った余り、つまりb[n]に等しくなります。
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■28477 / inTopicNo.3)  Re[2]: 漸化式の関数がらみ
□投稿者/ kouhei masuura 一般人(1回)-(2007/10/07(Sun) 17:17:43)
    返信ありがとうございます。(1)はよく分かりました。
    お手数ですが、(2)をお願いします。済みません
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■28551 / inTopicNo.4)  Re[3]: 漸化式の関数がらみ
□投稿者/ kouhei masuura 一般人(2回)-(2007/10/09(Tue) 20:57:23)
    Xさん、(1)をありがとうございます。
    わがままで済みませんが、(2)をお願いします。m(__)m
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■28651 / inTopicNo.5)  Re[4]: 漸化式の関数がらみ
□投稿者/ kouhei masuura 一般人(4回)-(2007/10/13(Sat) 13:06:29)
    (2)ですが、背理法でしょうか?
    それとも(1)の結果を使うにしても、どのように用いたらよいのやら・・・
    どうか、ヒントだけでもお願いします(>_<)
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■28655 / inTopicNo.6)  Re[1]: 漸化式の関数がらみ
□投稿者/ X 付き人(80回)-(2007/10/13(Sat) 17:39:04)
    2)
    (1)の計算過程からb[n+1]はf(b[n])を3で割った余りに等しくなります。
    ここで題意の場合
    b[n]=1,2
    しか取りうることができず、又
    f(1)=p+q+1
    f(2)=4+2p+q
    一方
    1≦p≦3m (A)
    1≦q≦3m (B)
    により
    3≦f(1)≦6m+1
    7≦f(2)≦9m+4
    a[1]=1よりb[1]=1に注意するとp,qに対する条件は
    (i){b[n]}={1,1,1,..}となる場合、つまり
    (A)(B)かつ
    p+q+1=3k+1(k=1,..,2m)
    つまり
    p+q=3k(k=1,..,2m) (C)
    (ii){b[n]}={1,2,2,..}又は{b[n]}={1,2,1,2..}となる場合、つまり
    (A)(B)かつ
    p+q=3k+1(k=1,..,2m) (D)
    かつ
    4+2p+q≠3l(l=3,...,3m+1) (E)

    のいずれかになります。

    (i)の場合
    あるkに対する(p,q)の組の個数をn1[k]とすると
    n1[k]=3k-1
    ∴(p,q)の組の総数をN1とすると
    N1=納k=1〜2m]n1[k]=3m(2m+1)-2m=m(6m+1) (F)

    (ii)の場合
    (D)を満たす(p,q)の総数をN21とするとN1の計算と同様にして
    N21=納k=1〜2m](3k)=3m(2m+1) (G)
    一方(D)と
    4+2p+q=3l(l=3,...,3m+1) (E)'
    を連立で解くと
    (p,q)=(3(l-k)-5,3(2k-l)+6)
    これを満たす(p,q)の組の数をN22とすると
    N22=… (H)
    (自分で計算してみて下さい
    これは
    1≦k≦2m
    1≦l≦3m+1
    l-k≧2
    2k-l≧-1
    を満たす格子点(k,l)の数に等しくなります。
    mが偶数か奇数かで場合分けが必要です。)
    (G)(H)より求める総数をN2とすると
    N2=N21-N22=…

    以上から求める(p,q)の組の数は
    N1+N2=…
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