| 2) (1)の計算過程からb[n+1]はf(b[n])を3で割った余りに等しくなります。 ここで題意の場合 b[n]=1,2 しか取りうることができず、又 f(1)=p+q+1 f(2)=4+2p+q 一方 1≦p≦3m (A) 1≦q≦3m (B) により 3≦f(1)≦6m+1 7≦f(2)≦9m+4 a[1]=1よりb[1]=1に注意するとp,qに対する条件は (i){b[n]}={1,1,1,..}となる場合、つまり (A)(B)かつ p+q+1=3k+1(k=1,..,2m) つまり p+q=3k(k=1,..,2m) (C) (ii){b[n]}={1,2,2,..}又は{b[n]}={1,2,1,2..}となる場合、つまり (A)(B)かつ p+q=3k+1(k=1,..,2m) (D) かつ 4+2p+q≠3l(l=3,...,3m+1) (E)
のいずれかになります。
(i)の場合 あるkに対する(p,q)の組の個数をn1[k]とすると n1[k]=3k-1 ∴(p,q)の組の総数をN1とすると N1=納k=1〜2m]n1[k]=3m(2m+1)-2m=m(6m+1) (F)
(ii)の場合 (D)を満たす(p,q)の総数をN21とするとN1の計算と同様にして N21=納k=1〜2m](3k)=3m(2m+1) (G) 一方(D)と 4+2p+q=3l(l=3,...,3m+1) (E)' を連立で解くと (p,q)=(3(l-k)-5,3(2k-l)+6) これを満たす(p,q)の組の数をN22とすると N22=… (H) (自分で計算してみて下さい これは 1≦k≦2m 1≦l≦3m+1 l-k≧2 2k-l≧-1 を満たす格子点(k,l)の数に等しくなります。 mが偶数か奇数かで場合分けが必要です。) (G)(H)より求める総数をN2とすると N2=N21-N22=…
以上から求める(p,q)の組の数は N1+N2=…
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